JR東日本が発表した4月28日から5月8日まで、11日間のゴールデンウィーク指定席予約席数によると4月14日時点で、新幹線が前年同期比31%減の12万席、在来線の特急を含めた全体では18万席、同32%減と大幅に低迷している。東日本大震災の影響や相次ぐ余震、原発事故で、東北方面の観光旅行や帰省が大幅に落ち込んでいるため。新幹線の予約可能席数が同16%減の68万席に対して予約席数は12万席にとどまっている。在来線は予約可能席数が同1%増の40万席に対して予約席数は6万席で同34%減の水準。今回の予約状況は1か月前から指定席発売を行っている上越・長野新幹線と中央線・ほくほく線の特急列車のみを計上している。ピークは下りが4月29日と5月3日でそれぞれ予約席数は1万8000席。上りのピークが5月5日で約1万9000席が予約されている。