埼玉県では、子どものなぜにこたえる4つの「子ども大学」で学生を募集している。 子ども大学とは、地域の大学や市町村、企業、NPO、県が連携して、小学4〜6年生の知的好奇心を満足させる学びの機会を提供するというもの。埼玉県では、NPO法人子ども大学かわごえが2009年に「子ども大学かわごえ」を開校し、2011年6月から第4期の授業が行われている。 今回学生の募集をしているのは、「子ども大学くまがや」「ところざわ」「にいざ」「はにゅう」。 「くまがや」では、サッカーボールはどんな多角形を組み合わせてできているのか、折り紙を使って作ったり、地震が来るとなぜ液状化現象が起こるのかなどについて学ぶという。また、「ところざわ」では、所沢市の歴史や狭山丘陵の観察をするなど、それぞれの大学や地域の特性を活かし、個性豊かな教授陣によるふるさとの魅力あふれるさまざまなカリキュラムが予定されている。問い合わせは各教育委員会までとなっている。