文部科学省は1月17日、「平成24年度 大学発新産業創出拠点プロジェクト」について発表した。 同省は、平成24年度より大学発ベンチャーの起業前段階から政府資金と民間の事業化ノウハウ等を組み合わせることにより、リスクは高いがポテンシャルの高い技術・アイディアに関して事業戦略・知財戦略を構築し、市場や出口を見据えて事業化を目指す「大学発新産業創出拠点プロジェクト」を新たに開始するという。 同プロジェクトを実施するにあたり、事業コンセプト等について参加者と相互理解を図るため、シンポジウムおよび公募説明会を2月8日に開催する。 シンポジウムでは、東京大学大学院情報理工学系研究科・教授の石川正俊氏による基調講演「イノベーションエコシステムの推進方策について(仮題)」のほか、「本事業の目指す方向性と事業プロモーターと大学等研究開発機関の役割」と題したパネルディスカッションが行われる。 公募説明会では、公募説明および申請のポイントの説明と質疑応答が予定されている。参加し申込みはメールまたはFAXで受け付けている。当日は身分証で、会場受付にて名刺を提出となっている。◆大学発新産業創出拠点プロジェクト日時:2月8日(水)13:00〜17:00※時間は多少前後する可能生あり場所:一橋記念講堂(学術総合センター2階) 東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号定員:500名程度申込方法:メールまたはFAX締切:1月27日(金)【内容(予定)】第1部:シンポジウム 13時00分〜13時05分 挨拶(文部科学省) 13時05分〜13時40分 基調講演(仮題)「イノベーションエコシステムの推進方策について」 石川正俊氏(国立大学法人東京大学大学院情報理工学系研究科・教授) 13時40分〜15時20分 パネルディスカッション テーマ(予定):「本事業の目指す方向性と事業プロモーターと大学等研究開発機関の役割」参加者予定者:・石川正俊氏 (国立大学法人東京大学大学院情報理工学系研究科・教授)・三木俊克氏 (独立行政法人工業所有権情報・研修館・理事長)・森下竜一 氏(大阪大学大学院医学研究科教授・教授) ほか (休憩15分)第2部:公募説明会 15時35分〜16時30分 公募説明および申請のポイント等 16時30分〜17時00分 質疑応答