スマホ向け放送局「NOTTV」、初年度100万契約・2015年度600万契約を目指す

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質疑応答(左から)mmbi 小牧次郎常務取締役、同二木治成代表取締役社長、NTTドコモ丸山誠治プロダクト部長
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  • MEDIAS TAB N-06D
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  • スマホ向け放送局「NOTTV」、1000万契約達成に向けた青写真どう描く
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 mmbiは16日、スマートフォン向け放送局「NOTTV」を2012年4月1日に開局すると発表した。

■2015年度には600万契約で単年度黒字を達成したい

 mmbiの二木治成代表取締役社長は「初年度100万契約、2015年度には600万契約で単年度黒字を達成したい。また、将来的には1000万契約を目指す」との目標を示した。

 NOTTVは、2011年のアナログ放送停波により空いた周波数帯を活用した、V-Highマルチメディア放送(モバキャス)の第1号放送局となる。モバキャスは、日本発のスマホ向け放送局であり、モバイル向けの放送としては高画質・高音質を特徴としている。

 現状のワンセグ(320×240ピクセル・15fps)であるのに対して、モバキャスのNOTTV(720×480・30fps)と、ワンセグに比べておよそ10倍の高画質を実現している。

 また、SNSとの連携も特徴のひとつ。番組視聴中は全画面だけでなくソーシャルメディアの画面も同時表示することが可能で、Twitterなどで友人と番組の情報や感想をシェアすることもできる。

 NOTTVのサービス利用料は月額420円で、情報番組からドラマ、スポーツ、音楽など、リアルタイム型放送と蓄積型放送を組み合わせたサービスを提供。リアルタイム型放送としては「NOTTV 1」「NOTTV 2」「NOTTV NEWS」の3チャンネルを用意し、放送局全体としてリアルタイム性を強調したサービスとしている。


■便利で、楽しくて、安心安全なコンテンツを

 目標に掲げた契約件数に関して、mmbiの小牧次郎常務取締役は「役に立つとか必要な物、とならないと目標の数字にならない」、二木社長も「1カ月間のサービス利用料無料キャンペーンも展開するが、とにかく番組がおもしろくないと入って頂けない。契約更新の次の月に繋がるタイミングに、番組の方でも続きが見たくなるような編成にしてもらう。便利で、楽しくて、安心安全、3つが重要」と、目標達成にはコンテンツの中身が重要になると説く。

 この2人の意見に示されるように、NOTTVは発表会で華々しくローンチされた強力なコンテンツラインナップに加えて、蓄積型放送や災害対応など実用性にも配慮したサービス群を取りそろえた形だ。

 BeeTVなど既存のサービスとの差別化については、二木社長は「NOTTVは、こんな情報があるよという“プッシュ型”サービス。旬とかおすすめの情報を提供していきたい」と、オンデマンド型のビデオサービスであるBeeTVなどとは競合しないとの考えを示した。


■対応端末は2012年上期に5機種を追加

 二木社長は、インフラの整備と端末の普及をどのようにすすめていくかが今後の課題として挙げる。このうち、インフラについては2013年3月までに日本全国の主要都市を中心にカバーし、その後も積極的な設備投資をおこなうことを表明している。

 また端末の普及については、NTTドコモが同日NOTTV対応端末2機種を発表し、2012年度上期には5機種を追加予定であることも明らかにした。端末の供給体制に関して、NTTドコモの丸山誠治プロダクト部長は「今回発表した端末については、価格帯は既存の上位機種同程度となる実質負担額3万円台前半。今回発表の2機種に加え2012年上期に5機種を追加し、下期はさらに投入を計画している。販売台数としては年300万台を目標としている」と説明した。

 また、ドコモ以外のキャリア展開について話が及ぶと、「mmbiのサービスは、技術的にはソフトバンクさんなど他キャリアの端末でも再生することも可能だが、他のキャリアさんのほうでもコンテンツ会社を立ち上げることも考えられる。まずは、我々がサービスを提供して“いいね”ということを示すことが大事」との考えを示した。

スマホ向け放送局「NOTTV」、1000万契約達成に向けた青写真どう描く

《椿山和雄@RBB TODAY》

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