【センバツ】大会7日目、徳島の鳴門が延長10回に逆転サヨナラ勝ち

 第84回選抜高校野球大会(センバツ)は、3月28日に大会7日目を迎え、2回戦の3試合が甲子園球場で行われた。健大高崎(群馬)が神村学園(鹿児島)を、鳴門(徳島)が作新学院(栃木)を、光星学院(青森)が近江(滋賀)をそれぞれ下し、ベスト8入りが決まった。

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 第84回選抜高校野球大会(センバツ)は、3月28日に大会7日目を迎え、2回戦の3試合が甲子園球場で行われた。健大高崎(群馬)が神村学園(鹿児島)を、鳴門(徳島)が作新学院(栃木)を、光星学院(青森)が近江(滋賀)をそれぞれ下し、ベスト8入りが決まった。

 第1試合の健大高崎と神村学園の試合は、両チームともに4安打と、1回戦の大量得点とは異なった試合展開だった。神村学園の7四死球を適時打でうまく生かした健大高崎が3-1で勝利。健大高崎は、初出場ながらベスト8進出を決めた。

 第2試合の鳴門と作新学院の試合では、鳴門が2試合連続でサヨナラ勝ちし、42年ぶりのベスト8進出を決めた。作新学院は12安打放つもチャンスを生かしきれず、延長10回裏の2点適時打で逆転負けした。第3試合の光星学院と近江の一戦は、光星学院が本塁打1本を含む15安打15得点で、昨夏準優勝校としての違いを見せた。近江は4人の投手をマウンドに送ったが、5つの四死球とエラーが響いた。

 29日の大会8日目は、履正社(大阪)と愛工大名電(愛知)、横浜(神奈川)と聖光学院(福島)、智弁学園(奈良)と関東一(東京)の2回戦、3試合が予定されている。注目は、1回戦で無四球、14奪三振の活躍を見せた愛工大名電のエース濱田。履正社が濱田をどう攻略するかに注目が集まる。

 第2試合は、横浜と今大会注目の福島代表、聖光学院。ともに1回戦は完封勝利と、投手戦になりそうだ。聖光学院は、東北勢として2校目のベスト8進出に向け、石巻出身のエース岡野に期待が集まる。第3試合は、智弁学園と関東一の対戦。智弁学園のエース青山は、1回戦で完投に適時打と投打で活躍したが、13奪三振で完封した関東一のエース中村も負けていない。先制点をどちらが取るかが鍵になるだろう。

 29日の大会8日目でベスト8が出そろうだけでなく、愛工大名電、横浜、智弁学園と甲子園常連校の試合が続く。センバツから目が離せない1日になりそうだ。
《湯浅大資》

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