開業まで1か月あまりとなった東京スカイツリー(東京都墨田区)で17日、地上から約451mの高さにある「天望回廊」などが報道公開され、眼下の首都高速や東武鉄道、東側の荒川、南側の東京ゲートブリッジなどを一望できた。午後に日差しが当たる東側は、東京スカイツリーの足元を流れる北十間川がのび、その先で合流する中川、そして荒川と並走する首都高速中央環状線、さらには東京湾と房総半島などを望める。手前には東武伊勢崎線・同亀戸線・京成押上線がクロスする曳舟駅付近や、電車留置線などを走る車両の姿が眺められる。同様に日が当たる北側は、真下の本所高校のグランドがまず目に入り、その先に隅田川、都営白髭東アパート、隅田川駅(貨物ターミナル)などが見渡せる。当日午後の天気は曇り。晴天であれば西は富士山、東は筑波山などの山容も見ることができるという。