東京都は、都内の駅周辺における放置自転車等(原付・自動二輪車含)の現況を発表した。2011年度、駅周辺における放置自転車等の台数は、前年度比で5779台減少し、4万2311台となり、1977年の調査開始以降の過去最少を8年連続で更新した。なお、放置自転車等の台数が最も多かったのは、1990年の約24万3000台。一方、駅周辺における自転車等駐車場の収容能力は、前年度比で1万4141台増加し、89万7985台となった。また、2010年度に区市町村が撤去した放置自転車等は、前年度比で5万1942台減少し、69万0880台だった。そのうち、持主に返還されたものは41万2199台、引き取られずに処分されたものは30万1673台だった。