京大が小・高と連携「環境・食育校種間連携パートナースクール事業」

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「牛の体温は何度ですか?」など質問も多い
  • 「牛の体温は何度ですか?」など質問も多い
  • できたてのポップコーンをほおばる
  • 高校生と共に種まきをする児童
 京都府では京丹波町内にある町立小学校・府立須知高校・京都大学大学院の三者がパートナーとなり、「環境」や命をつなぐ「食」をテーマにした協働学習活動「環境・食育校種間連携パートナースクール事業」を2010年度より展開、今年で3年目を迎える。

 「環境・食育校種間連携パートナースクール事業」は教育庁南丹教育局が中心となり、児童と高校生、大学院生が一緒になって学習するという協働学習で、今年度は丹波ひかり小学校が参加し、「土から食卓までを結ぶ農と食の学び」をテーマに6月から進められている。

 第1回目の「トウモロコシの秘密」、第2回目の「なぜ、もぎたてのトウモロコシは甘いのか!」に続き、10月1日に京都大学大学院の牧場で行われた第3回目の協働学習では「初めての牧場体験!京都大学で学ぶ『生命の不思議』『命の尊さ』」と題し、「ウシはなぜ牧草だけであんなに大きく育つのか」、その秘密や、牛の誕生の様子を映像で見ながら命の尊さを学んだ。

 参加者からは「収穫作業の時、高校生に教えてもらった取り方でやってみると、簡単に取ることができました。須知高校のみなさんに教えていただいたことをこれから生かしていきたいです。」(児童)、「小学生や大学生と一緒につながりを持つことは、きっと地域の活性化につながると思います。今後もつながりを絶やさないようにパートナースクールで連携していきたいと思います。」(高校生)、「この取組が回を重ねるなかで、今後、小学生・高校生・大学院生が垣根を越えて食に関してお互いにさらに深く学んでいけたらと考えています。」(大学院生)との声が寄せられている。

 高校生や大学院生が児童に「教える」ことを通し、机上の学習だけでなくお互いと接する中で、コミュニケーション力や人間関係形成力を育んでいく最高の学習の場と言えるだろう。
《田邊良恵》

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