日本教育文化研究所は、「三つ子の魂を鍛える 夢実現のてんでんこ力」をテーマに、次世代における日本の教育の在り方を考える「教育シンポジウム千葉」を12月1日、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張にて開催する。 日本教育文化研究所は、昭和59年に設立された全日本教職員連盟を母体とする、国内外の教育文化に関する調査研究を行い、教育の発展に寄与することを目的とした団体。 「三つ子の魂百まで」ということわざのように、幼児期には基本的な生活習慣を身につけることが大切だという。本シンポジウムでは、それを根底に置きながら、昨年の震災で「釜石の奇跡」として注目された津波防災伝承「てんでんこ」の理念を通して、日本の教育の在り方を考えるというもの。「てんでんこ」とは「てんでばらばらになって逃げる」が語源という説があり、昨年3月の震災では、岩手県釜石市の児童184名がこの理念を基に行動し、ほぼ全員が無事だったという。この危機対応が「釜石の奇跡」と呼ばれ、国内外でも広く注目され、教育の現場でも積極的に取り入れられている。 また当日は「親子の絆」、「親への感謝」をテーマにした短作文「光る言葉の葉 親守詩」作品募集の表彰式を実施する。この作品募集は、青少年の言語能力を向上させるとともに、普段言えない親への思いを短作文に表現することで、美しい日本人の心の育成を目的としている。◆教育シンポジウム千葉日時:12月1日(土)14:00〜会場:アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張(千葉県千葉市)入場料:無料シンポジウム登壇者:コーディネーター 森 隆夫氏(日本教育文化研究所所長)パネリスト 明石 要一氏(千葉大学教授)青木 祐寿氏(青木精機製作所取締役会長)柳下 容子氏(東京ガールズ代表・サンレーヴスガールズプロデューサー兼ディレクター)※事前申込不要
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