京都府が「食物アレルギーの子 京都おこしやす」相談窓口設置

 京都府は9月25日、食物アレルギーのある修学旅行生を受け入れる宿泊施設に対し、専門的に相談できる窓口「食物アレルギーの子 京都おこしやす」を設置した。専門知識のある管理栄養士が相談員となって、食事の提供や受け入れなどの対応について受け付ける。

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「食物アレルギーの子 京都おこしやす」相談窓口
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 京都府は9月25日、食物アレルギーのある修学旅行生を受け入れる宿泊施設に対し、専門的に相談できる窓口「食物アレルギーの子 京都おこしやす」を設置した。専門知識のある管理栄養士が相談員となって、食事の提供や受け入れなどの対応について受け付ける。

 対象は京都府内の修学旅行を受け入れる旅館やホテルなどの宿泊施設や宿泊施設に食材を提供している事業者などで、修学旅行生を安心・安全に対応できるように窓口を設けた。

 相談は、専用の相談シートに記入し、メールかファクスで送付する。シートには、現在の宿泊施設の調理場、食事会場における対応方法や食物アレルギー対応食の提供の仕方と、受け入れる修学旅行生の状況を記入する。除去が必要と医師に診断されている食品と対応人数など詳しい項目になっている。

 相談員は、食物アレルギー専門医の指導のもと、専門知識のある栄養士などが相談に応じる。

 運営時間は毎週月曜から金曜の9時から16時(正午から13時、祝日、年末年始はのぞく)。相談シートは京都府のホームページからダウンロードできる。
《田中志実》

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