「Windows 10」無償アップグレード、条件や動作条件に注意

 マイクロソフトは本日29日、Windows最新版「Windows 10」の販売を開始した。本バージョンからは無償アップグレードが実施されており、Windows 7およびWindows 8.1が対象となっている。

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「Windows 10」サイトトップページ
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  • エディション別のアップグレードの関係
  • 新しいウェブブラウザーの「Microsoft Edge」。手書きメモも書き込めるようになっている
  • ストアで入手できるアプリの多くは、ユニバーサルアプリとなり、多機種に対応できるようになる
 マイクロソフトは本日29日、Windows最新版「Windows 10」の販売を開始した。本バージョンからは無償アップグレードが実施されており、Windows 7およびWindows 8.1が対象となっている。

 Windows 10では、新ブラウザ「Microsoft Edge」、パーソナルデジタルアシスタント「Cortana」などを搭載。Webページに直接メモを手書きしたり、オンライン記事のレイアウトを見やすく変更する機能などが利用可能になった。スナップ操作で最大4つのアプリを並べて表示し同時操作を行うことも可能だ。スタート メニューはサイズが大きくなり、よりカスタマイズしやすくなっている。その他さまざまな新機能や新アプリが用意されている(現時点でCortanaを使用できるのは、米国、英国、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインのみ)。

 無償アップグレードは期間限定での提供になる。またWindows Phone 8.1デバイスについては、デバイスの製造元、携帯電話会社、通信事業者によってはWindows 10にアップグレードできない場合がある。アップグレードはWindows Updateにより行われ、Windows 7 Service Pack 1またはWindows 8.1 Updateが適用されている必要がある。Windows 7 Enterprise、Windows 8/8.1 Enterprise、Windows RT/RT 8.1の各エディションは無償アップグレードの対象外だ。

 Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、Windows 8 Pro with Media Center、Windows 8.1 Pro with Media Centerのいずれかがインストールされている場合、Windows 10をインストールすると、Windows Media Centerが削除される。Windows 7 デスクトップ ガジェット、ソリティア、マインスイーパー、ハーツの各ゲームなども削除される。

 動作条件(プレリリース バージョン時点)は、1ギガヘルツ(GHz)以上のプロセッサまたはSoC、32ビット版では1GB(64ビット版では2GB)のメモリが搭載されていること。ハードディスクの空き領域は32ビット版では16GB、64ビット版では20GBが必要(ダウンロードには、3GBの空き容量が必要)。グラフィックス カードがDirectX 9以上(WDDM 1.0ドライバー)に対応し、ディスプレイ(画面解像度)1,024 x 600以上が利用可能である必要がある。

「Windows 10」本日発売……無償アップグレード条件や動作条件に注意

《冨岡晶@RBB TODAY》

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