ワントゥーテンは2023年4月14日、コナミデジタルエンタテインメントが提供するブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版Lite ～日本っておもしろい！～」の開発を担当したことを公表した。
「桃太郎電鉄」は、1988年からおよそ35年にわたって幅広い世代に楽しまれている国民的ボードゲーム。その「桃太郎電鉄」とワントゥーテンの技術力をかけ合わせ、授業に活用できるブラウザ教育ゲーム「桃太郎電鉄 教育版」を開発した。2023年1月末より学校教育機関への無償提供がスタートしている。
デジタル教材である「桃太郎電鉄 教育版」は、学校教育機関が導入できるよう、授業での活用を想定してカリキュラムにあわせた各種機能を追加。Webブラウザやタブレット等での操作が可能となった。「日本全国を巡って物件を買い集め、資産額日本一を目指す」というゲーム性で、地理や経済等を楽しみながら学ぶことができる。
ワントゥーテンは「桃太郎電鉄 教育版」の実現に向けて、フロントエンドおよびバックエンド開発、UIデザインを担当。おもな体験ポイントとして、授業にあわせた対象地域やプレー時間設定、楽しみながら学ぶ地理情報表示機能の実現、教育現場での活用を想定したゲームバランスの再調整を実現した。
開発では、GIGA スクール構想対象端末でゲーム全機能を動作させるテクニカル設計を実施し、低スペックマシンでも動作するようにパフォーマンスの最適化を図った。また、対象端末にあわせたキーボード、タッチパットでのUI、3Dビジュアルのマップ操作を実装した。
「桃太郎電鉄 教育版」の対応プラットフォームはWindows PC、Chromebook、iPad。プレー人数は1～4人。オンラインプレーは非対応となっている。導入の申込みや問合せは、Webサイトより行う。
◆桃太郎電鉄 教育版Lite ～日本っておもしろい！～
対応プラットフォーム：Windows PC、Chromebook、iPad
対応インターフェース：キーボード、タッチパネル
プレー人数：1～4人
オンラインプレー：非対応
