TOKYO FMは、好評放送中のワイド番組「アポロン★」内で、声優・鈴木達央さんによる絵本のよみきかせコーナーを4日間に渡って放送します。「図書館戦争」の“手塚光”役や『幕末Rock』の“高杉晋作”役などで知られる声優・鈴木達央さんが、TOKYO FMのワイド番組「アポロン★」にて、絵本の「よみきかせ」を披露するコーナーを実施。2015年10月19日(月)~22日(木)の4日間に渡って、「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」前後編、「がたぴしくん」前後編を披露します。◆鈴木達央の「よ・み・き・か・せ」●放送局・番組TOKYO FM「アポロン★」(毎週月~木13:00~14:00放送中)※東京以外の地域でも、PCやスマートフォン/タブレットにて聴くことができます。詳しくはTOKYO FM公式サイト(http://www.tfm.co.jp/)をご覧ください。●番組公式サイトhttp://www.tfm.co.jp/apollon/●鈴木達央の「よ・み・き・か・せ」放送スケジュール各日、14:30頃の放送を予定しています。・10月19日(月) 「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」前編・10月20日(火) 「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」後編【あらすじ】黒猫のルッキオと、ブチ猫のフリフリ。2匹の夢は「おおきな おやしきに 『しゅうしょく』して、だんろのまえにベッドをもらい、ぎんのおさらで まっかなマグロのおさしみをいただくこと」。ところが、2匹の生活は夢とは程遠いものでした。綿のはみ出た汚いソファーで、食うや食わずの日々。そんなある日、フリフリは、庭の陰になっていた、大きなスイカを見つけます。「こりゃすげえ」「これ、はまでうったら、マグロかえるかもな。」スイカをかかえたルッキオとフリフリとの表情ときたら!2匹の頭の中は、真っ赤なマグロの赤身のことでいっぱい!さっそく浜辺へ出て、海水浴客相手にスイカを売ろうとするのですが・・・。2匹とスイカの行く末やいかに・・・!?(作:庄野ナホコ/講談社)・10月21日(水) 「がたぴしくん」前編・10月22日(木) 「がたぴしくん」後編【あらすじ】町で一番古いバスのがたぴしくんは、町のみんなをのせて走ることが大好きです。ところがある日、がたぴしくんは道の途中で止まってしまいました。修理工場に運ばれたがたぴしくんでしたが、エンジンはとうとうなおりませんでした。二度と走れなくなってしまったがたぴしくん。町が見渡せるすてきな広場に置かれ、子どもたちの遊び場となりました。それでも、がたぴしくんは走っている車たちを見るたびに、もう一度走りたいと思うのでした。そんなある満月の夜、がたぴしくんは泣いている迷子のきつねを見つけました。みんなを探してあげたいけれど、走れないがたぴしくんにはどうすることもできません。そのとき、月の光ががたぴしくんに降りそそぎました。そしてがたぴしくんのエンジンが動き出し、ついに走りだすことができたのです。年をとって走れなくなったバスが、ふしぎな満月の力によって再び走る姿を描いた、心温まるお話です。(作・絵:たしろちさと/PHP研究所)◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆今回の鈴木達央さんがよみきかせするのは「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」と「がたぴしくん」の2作品。口は悪いが愛嬌たっぷりの「猫」から、古くて走れなくなった「バス」まで、人間ではないユニークなキャラクターにさまざまな声で命を吹き込みます。そんな「よみきかせ」にチャレンジする鈴木達央さんへのインタビューも届いています。◆鈴木達央さん インタビュー●よく母親が「よみきかせ」をしてくれました。小さい頃は、よく母親と図書館に行って、絵本を借りてきて、家で読んでもらっていました。特に「くまたくん」シリーズの「働くクルマ」が出てくる話が好きで、町でパトカーや消防車を見かけると、すぐに母親から離れて、遊びに行っちゃうんです。消防隊員や警察官と仲良くなってパトカーや消防車に乗せてもらって、母親がびっくりして飛んでくる、みたいなことがよくありました。クレーンとかショベルカーとか、一連の重機には全部乗ってます(笑)●子どもには小細工は通用しない! 「よみきかせ」は昔からやりたいと思っていました。子供は好き嫌いをダイレクトに出すじゃないですか。こちらが引き込むような読み方をしないと、すぐに飽きてどっかいっちゃいますから(笑)。それをどこまで夢中にさせてあげられるか、ということに挑戦したいと思っていました。8月に「アポロン★」で初めて「よみきかせ」をやらせて頂いた時に、子どもがいる友だちに「聴いてよ」と連絡したんです。そうしたら“聴きました。その時の様子がこれです”と、嬉しそうな子供の写真がたくさん送られてきました。●子どもには夢を!お母さんには自由時間を!小学校の頃、親類の子の面倒をよく見ていて、本を読んであげたりしていました。寝つくまで読まないと自分の自由時間ができないので全力でした(笑)。僕の「よみきかせ」が、子どもにとっては「夢の時間」、お母さんにとってはひとときの「自由時間」になれば、と思っています。 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆子どもに「夢」を、お母さんに「自由時間」を、という温かい思いがこもった鈴木達央さんのよみきかせ。ラジオはもちろん、パソコンやスマホ/タブレットを利用して、ぜひ楽しんでみてください。