東京・品川の「原美術館」では、3月26日(日)に、パリの有名パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」、子どもたちの豊かで美しい未来を育むプロジェクトを手がける「Polar Inc.」が、1日限定イベント「“Paques” 復活祭 2017 あなたのうさぎはどこ? ~アートを見てチョコレートを探そう~」を開催する。本イベントは、美術館のギャラリーガイドや伝統行事のイベントを通して、「芸術や文化が日常にある生活」をより身近に感じてもらうことを目的とした、子ども対象の体験型イベント。パック(復活祭。英語ではイースター)は、キリスト教の最大お祭りとも言われ、十字架にかけられたイエス・キリストの復活を祝う記念日だ。日本でも最近、その文化が知られるようになり、巷のスイーツショップでは、卵やウサギ、あひるの形をしたお菓子が店頭に並ぶ光景が見られる。「ピエール・エルメ・パリ」と「原美術館」、「Polar Inc.」は、パックの伝統を紹介し、子どもたちにも知ってもらいたいという思いから、毎春、この伝統行事を原美術館の庭で開催している。参加者はバスケットを片手に、庭に隠されたイースターエッグやバニーを探すゲームを体験し、ホールでは復活祭の歴史や、それにちなんだチョコレートの説明や展示、「ピエール・エルメ・パリ」のフランス人パティシエによるチョコレートのデモンストレーションを見ることができる。さらに今年は、セルフポートレイトをテーマにしたアートワークショップも開催。イベントは、同日の13時~、15時~の2回開催となり、定員は20名(3歳~12歳以下の子ども、大人同伴可)。参加費は無料(子ども1名、大人1名分の入館料は無料)。3月7日(火)より「ピエール・エルメ・パリ」のオフィシャルサイトより申し込みを受け付け中。