東京都教育委員会は5月23日、4月に指定した「知的探究イノベーター推進校」について発表した。指定校は都立三田高等学校、都立南多摩中等教育学校、都立大泉高等学校および附属中学校の3校。平成33年まで、探究的な学習などを推進する先導的な学校としての活躍が期待される。
知的探究イノベーター推進校に指定された学校は、推進校としてグローバル社会で活躍するリーダーの育成に率先して取り組むことが求められる。具体的には、探究的な学習の時間を用いた学習内容や教育課程の開発のほか、新教科「探究と創造」の開発を担う。また、学習成果を発表する機会も設けられ、取組み内容を都立高校へ周知する役割も与えられている。
都立南多摩中等教育学校は、指定校を受けたことについて、Webサイトで「本校では、現在、実施しているフィールドワーク活動をさらに充実・深化し、次期の学習指導要領(中略)に対応させていきます」としている。
指定期間は平成29年4月1日から平成33年3月31日までの4年間。
《佐藤亜希》
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