地図と測量の科学館は、「『測量の日』特別企画~遊んで学んで地図と測量の世界2017~」を6月4日に開催する。見学ツアーのほか、GPSによる宝探しや地図記号ラリー、測量用航空機の公開など参加型イベントを多数用意している。入場無料。 地図と測量の科学館は、つくば市の国土地理院構内に設置されている科学館。地図や測量に関する歴史、原理や仕組み、新しい技術などを総合的に展示し、生活に欠かせない地図や測量の役割を楽しみながら体感できる。 イベントでは、「南極を測る~南極ってどんなところ?~」と「西之島を測る~噴火で島はどうなった?~」をテーマに、国土地理院の職員が講演を行う。開催中の企画展「地震災害を考える」では、ガイドが案内するツアーを実施する。 参加型のプログラムとして、日本列島一筆書き、地図記号クイズラリーを行う。ハンディGPSを使った宝探しに挑戦では、経緯度の1秒を体感できる。また、1960年から20年以上の間、測量用航空機として活躍した「くにかぜ」の機内を公開。飛行距離は約22万キロメートルで、地球を5周半した航空機に乗ることができる。 そのほか、小さい子どもでも参加できる3D分県パズルなど地図や測量に関するイベントをそろえる。入場は無料。当日は、暑さが予想されるため、熱中症対策をして参加したい。スケジュールはWebサイトで確認できる。◆「測量の日」特別企画~遊んで学んで地図と測量の世界2017~日時:2017年6月4日(日)9:30~16:30場所:地図と測量の科学館(つくば市北郷1 国土地理院構内)入場料:無料