JR四国は6月16日、土讃線の新しい「アンパンマン列車」を7月18日から運行すると発表した。2000年から2000系特急型気動車を改装して導入された現在の「アンパンマン列車」は、グリーンをベースにした車体の3両編成1本と、オレンジをベースにした車体の4両編成1本が特急『南風』で運用されているが、今回登場する新たな「アンパンマン列車」は、2019年8月に登場した制御付き振子式の2700系特急型気動車4両編成2本を改装したもので、「土讃線あかいアンパンマン列車」「土讃線きいろいアンパンマン列車」の2種類が登場する。運行初日の7月18日は、「土讃線あかいアンパンマン列車」を『南風14・15・26・27号』で、「土讃線きいろいアンパンマン列車」を『南風6・7・18・19号』で運用する。当日は、高知12時13分発岡山行き『南風14号』の出発に際し、高知駅で11時55分から12時15分まで「土讃線あかいアンパンマン列車」の出発式が開催される。なお、同日の『南風2・3号』はオレンジの「アンパンマン列車」が、『あしずり3・6・12号』はグリーンの「アンパンマン列車」が運用され、これが2000系「アンパンマン列車」の定期ラストランとなる。