東京理科大学は、2020年9月6日開催の「宇宙教育プログラム」の聴講者を募集。宇宙科学技術の魅力を広く社会に発信できる人材を育成するプログラムで、講義・講演の一部を、一般にも公開している。 宇宙教育プログラムは、文部科学省の宇宙航空科学技術推進委託費委託事業(最先端宇宙科学技術で学ぶ「宇宙教育プログラム」の開発)によって実施。大学生、高等専門学校生、高校生を対象に、将来、理科教員や研究者、技術者、起業家として、宇宙科学技術の魅力を広く社会に発信できる人材を育成する。「講義」「実習」「体験」「講演」の4つのプログラムにおいて、最先端の科学技術による本物体験を通じて宇宙科学技術を理解し、教育現場にその魅力を広く発信し、興味の醸成を促すことのできる理科教員と、宇宙開発・宇宙産業の将来を担うことのできる研究者、技術者を養成する。 すでに、2020年度のプログラム受講者は決定しているが、講義・講演の一部は、一般にも公開しており、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインのみの聴講となる。実施内容は、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻の中須賀真一教授による「超小型衛星が拓く新しい宇宙利用と宇宙工学教育の未来」の講演。 聴講希望者は、Webサイトから申し込む。定員は400人。締切りは9月4日午前9時。ただし、定員になり次第締め切る。申し込み完了後、登録したメールアドレスにZoomの事前登録用URLが送られてくるので、講義開始前にZoomの事前登録を済ませておくこと。 2020年度の宇宙教育プログラムは、大学学部生20人、高校生10人の合計30人を募集。6月に受講生を決定しいる。年間スケジュールは、2021年3月まで講義、講演、実習、微小重力実験、ディスカッションなどを実施する。◆「宇宙教育プログラム」聴講者募集日時:2020年9月6日(日)10:00~11:00参加方法:Zoomを利用したオンライン講義申込方法:Webサイトから申し込む定員:400人申込締切:2020年9月4日(金)16:00(定員になり次第締め切る)