阪大、高校生のための公開講座「現代幾何学への道」「ホモロジー的ミラー対称性」11/6

 大阪大学理学部数学教室は2021年11月6日、高校生のための公開講座「現代幾何学への道 多様な世界の統一理解」と「ホモロジー的ミラー対称性」を開催する。開催は豊中キャンパスでの対面とオンライン配信で行う。

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 大阪大学理学部数学教室は2021年11月6日、高校生のための公開講座「現代幾何学への道 多様な世界の統一理解」と「ホモロジー的ミラー対称性」を開催する。開催は豊中キャンパスでの対面とオンライン配信で行う。

 大阪大学理学部数学教室は、数学に興味をもつ若い人に、現代数学の様相と数学研究の実際、自然科学や社会科学に及ぼす数学の影響、文化としての数学のあり方等について、多角的な視点から易しく解説する公開講座を開催している。

 「現代幾何学への道 多様な世界の統一理解」は、同大学理学研究科数学専攻の糟谷久矢先生を講師に迎える。内側と外側の区別がつかない容器「クラインのツボ」の設計者である天才数学者クラインは、23才の時に「エルランゲンプログラム」として新しい幾何学のあり方を提示した。クラインの考え方を参考にして、多様な幾何学の世界の理解の仕方を考えてみる。

 「ホモロジー的ミラー対称性」は、同大学理学研究科数学専攻の桑垣樹先生を講師に、ホモロジー的ミラー対称性の簡単な例を通じて、予想の面白さを体感する。ミラー対称性予想とは、1980年台後半から1990年台前半にかけて、物理学の弦理論の研究から、2つの異なる幾何学(複素幾何学、シンプレクティック幾何学)を結びつける予想群が発見され、この予想群をひとまとめにしたもの。不思議な予想で、シンプレクティック幾何学で曲線の数を数えることと、複素幾何学で積分を計算することが結びついたりするという。数学と物理がいかに関わりあいながら発展し、ミラー対称性に至ったかについても紹介する予定。

 対象は高校生と一般。会場は、大阪大学豊中キャンパス 理学研究科E棟 E404大セミナー室。満席の場合は、サテライト会場E301に案内する。またZoomを使いオンライン配信も行う。登録後にZoomのURLを送る。申込みはWebサイトから行う。なお、新型コロナウイルスの感染状況により、公開講座の開催方法に変更が生じる可能性がある。

◆高校生のための公開講座「現代幾何学への道 多様な世界の統一理解」「ホモロジー的ミラー対称性」
日時:2021年11月6日(土)13:30~15:00(糟谷先生)・15:20~16:50(桑垣先生)
会場:大阪大学豊中キャンパス 理学研究科E棟 E404大セミナー室(豊中市待兼山町1-1)またはZoomを利用
対象:高校生・一般
申込方法:Webサイトから申し込む
《田中志実》

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