「明治大学でよかった」想像を超えた"自分らしく成長できる"環境とは?

 明治大学は1881年の創立以来、「『個』を強くする大学。」という教育理念のもと、学生ひとりひとりが自分らしさを発揮し、主体的に学び、挑戦できる環境を築いてきた。明治大学での学びや学生生活を通じて「ここで良かった」と実感するようになり、入学前の印象を良い意味で裏切られたと語る学生も少なくないという。

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挑戦と出会いが導く明治大学での成長物語、広がる学びと可能性の輪
  • 挑戦と出会いが導く明治大学での成長物語、広がる学びと可能性の輪
  • もこさん(愛知県出身、農学部生命科学科3年)
  • わだちゃんさん(山形県出身、理工学部機械工学科3年)
  • ゆずさん(鹿児島県出身、情報コミュニケーション学部4年)
  • ゆずさんが大学に入って「学ぶって面白い!」と感じた組織社会学の教科書
  • おりさん(富山県出身、商学部2年)
  • 「『個』を強くする大学」明治大学で、自分らしく学び、挑戦し、成長している。

 東京には、長い歴史を誇る私立大学が数多く存在し、たくさんの卒業生が社会のさまざまな分野でその力を発揮している。明治大学は1881年の創立以来、「『個』を強くする大学。」という教育理念のもと、学生ひとりひとりが自分らしさを発揮し、主体的に学び、挑戦できる環境を築いてきた。

 受験時は第一志望ではなかったという学生も、明治大学での学びや学生生活を通じて「ここで良かった」と実感するようになり、入学前の印象を良い意味で裏切られたと語る者も少なくないという。そんな学生たちの声からは、明治大学の“自分らしく成長できる環境”の魅力が浮かびあがってくる。今回は、現役の明治大学生4名に受験から現在までの経験を聞いた。

座談会に参加した学生

もこさん:愛知県出身、農学部生命科学科3年。バドミントンサークル、生体機構学研究室に所属し、母乳の成分が赤ちゃんの免疫に与える影響を研究している。

わだちゃんさん:山形県出身、理工学部機械工学科3年。オープンキャンパスで大学の魅力を発信する学生プロジェクトに所属。4年生からの研究室配属に向けて、航空分野に関する研究室の情報を収集している。

ゆずさん:鹿児島県出身、情報コミュニケーション学部4年。組織社会学を研究する竹中克久ゼミナール所属。地方の高校生と関東の大学生をつなぐ進学相談のプラットフォームを立ち上げた。国会議員事務所と広報のインターンにも取り組んでいる。

おりさん:富山県出身、商学部2年。ダブル・コア制度()を利用して、国際経済とフェアトレードを研究する小林尚朗ゼミナールと、俳句を研究する西山春文ゼミナールで学んでいる。広告代理店でインターンシップ中。

※編集部注:商学の専門知識を学ぶ「商学専門演習」と深い教養を学ぶ「総合学際演習」、2つのゼミナールを2年次から同時に履修できる明治大学商学部の独自制度

座談会のようす

第一志望ではなかったけれど…もっと明治を知っておけば良かった

--受験当時に目指していた大学について教えてください。

もこさん:私は地元の国立大学の農学部を目指していました。通っていた高校には同じ大学を目指す友人が多かったので、みんなで同じ目標に向かって頑張っていました。

わだちゃんさん:私も地元の国立大学の航空系学部を希望していました。高校ではフェンシングに没頭しており、3年生の夏に引退してから受験勉強を本格的に開始しましたが、現役では不合格となり、一浪しました。

ゆずさん:私は学際学()を学びたいと思い、都内の国立大学を目指していました。他に学際学を学べるところがないか調べていたところ、明治大学の情報コミュニケーション学部(以下、情コミ)にたどり着きました。
※編集部注:複数の異なる学問分野を横断し、ひとつの学問分野だけでは解決が難しい複雑な問題に取り組む研究や学問

おりさん:私は高校時代に参加したエコノミクス甲子園の全国大会で東京に来たときに、「東京で学びたい」と思い、都内の私立大学を何校か受験しました。地元では、「地元の国立大学に進学する」という雰囲気があり、東京の大学に関する情報は少なかったですが、SNSなどをフル活用して自分なりに情報収集し、受験に臨みました。

--合格発表後から明治大学へ入学を決めるまでの気持ちを教えてください。

おりさん:明治大学商学部と、別の私立大学の法学部に合格しました。もともと金融や広告の勉強をしたいと思っていたので、明治大学を選びましたが、やはり第一志望の大学への未練は少しありました。明治大学についてはほとんど調べておらず、入試の日に初めてキャンパスを訪れました。今思えば、「もっと明治の良いところを知って入学すれば良かった」と後悔しています。

ゆずさん:浪人はしないと親と約束していたので、国立大学の合格発表後はすぐに気持ちを切り替えました。私立大学の中では明治大学にいちばん行きたかったですし、高校の部活でお世話になった先輩が2人、明治大学に通っていて、先輩と同じ大学に通えることも嬉しかったです。明治大学の情コミは社会学だけでなく、演劇や、テレビ局と一緒に番組制作をするなどメディアについても学べます。どちらにも興味があったので、明治大学の情コミが自分には合っていると思いました。

わだちゃんさん:明治大学への進学が決まったときはほっとしました。地方では、地元の国立大学を志望する傾向が根強くありますが、明治大学は私立大学の中で全国的にも知名度が高く、親戚や周囲の人たちからも「明治大学なら安心ね」といった反応があり、心強く感じました。他にもいくつかの機械系の大学・学部から合格をいただきましたが、明治大学は幅広く学べるので自分の可能性を広げられると考えました。

もこさん:私もおりさんと同じく、明治大学についてはあまり調べておらず、農学部の生田キャンパスが神奈川県にあることも知りませんでした。受験直後は知らない土地に行くことへの不安が強かったですが、時間が経つと「大学へ通える」という安心感が徐々に芽生えてきました。明治大学の農学部は農学系の私立大学ではトップクラスなので進学を決めました。明治大学の知名度は就職の際にも強みになると思いましたし、東京で働きたいと思っていたので、東京に近い大学に通うことは就職活動でもメリットだと感じました。

もこさん(愛知県出身、農学部生命科学科3年)

人が多いけれどあたたかい、切磋琢磨しあえる環境

--入学後に明治大学で良かったと感じたことを教えてください。

おりさん:いろいろなことにチャレンジしている人が多いところです。私は今、オープンキャンパススタッフや、インターンなどに取り組んでいますが、自分の活動を応援してくれる仲間ばかりです。インターンでは、Webサイトで記事を書いています。友人たちが「記事見たよ」「頑張っているね」と声をかけてくれたり、友人たちの頑張りを見て「自分も頑張ろう」と励まされたり、切磋琢磨しあえる環境が整っていると感じています。

ゆずさん:人や学問との出会いです。情コミの授業はグループワークが多いですが、いろいろな人たちと話すことで、さまざまな知見に触れることができ、自分自身の世界が広がります。また、あたたかい先生が多く、ゼミナールや授業でお世話になっている先生が進路相談にのってくださることもあります。学生数の多い大学ですが、先生方が生徒ひとりひとりの人生に深く向き合ってくださることがとても嬉しかったです。

 さらに、明治大学に入学して組織社会学や社会心理学という「面白い!」と思える学問に出会うことができました。どちらも、自分のこれまでの生活・経験につながっていているところが面白いです。学ぶことが面白いと思える経験ができ、明治大学に入学して良かったなと思います。

わだちゃんさん:たくさんの学生がいて、さまざまな学部・学科があり、幅広い分野の知識を得られることが魅力だと思います。受験時には航空系を目指していたこともあり、入学当初は「航空系は諦めないといけないのかな」と思っていました。しかし、流体力学の授業では航空機が飛ぶメカニズムを学べるなど、授業を通して飛行機に関するさまざまな知識に触れることができました。明治大学で学ぶうちに「航空系を諦めなくても良いのかも」と思えるようになりました。

 また、生田キャンパスには理工学部と農学部があるので、自分の専門である機械工学だけでなく、友人からは農業や生物系の話を聞く機会もたくさんあります。駿河台や和泉、中野キャンパスに行くと、さらに幅広い分野の話に触れられます。

わだちゃんさん(山形県出身、理工学部機械工学科3年)

もこさん:明治は野球やラグビーなどのスポーツが盛んなので、研究室のメンバーでよく観戦に行きます。私の研究室の先生は、明治大学愛にあふれていて、研究室には明治のカラーである紫紺のグッズがたくさん飾ってあります。その先生と研究室メンバーで野球やラグビーを観戦することで、仲間との絆や大学への愛が深まったと思います。

授業や研究、人との出会いを通じて自分の進む道を探していく

--明治大学に入ってから将来の夢や学びたい分野に変化はありましたか?

もこさん:高校生のとき、将来は食品開発の仕事に携わりたいと思っていたので、大学受験では農学部や薬学部、理学部、医学部を視野に入れていましたが、生物が好きだったので農学部に進学しました。生命科学科で植物や動物について広く学ぶ中で、製薬や化粧品の開発の仕事も面白そうだなと感じたこともありましたが、生活になくてはならない食事で人々の健康を守ることが食品開発の仕事の魅力だと再確認し、今は食品ついて研究する研究室に所属しています。

わだちゃんさん:機械工学科は1・2年生からいろいろな研究室を見ることができるので、自動車やロボットなど航空系以外の分野にも魅力を感じるようになりました。このような分野に魅力を感じた理由を考えたときに、小さいころに飛行機に乗ってワクワクした気持ちを思い出し、自分がワクワクするものを作り出したいのだと気付くことができました。今もパイロットの夢は諦めていませんが、新幹線や自動車、ロボットなど、人をワクワクさせるものを作りたい・研究したいと最近思うようになりました。

ゆずさん:入学当初、大学卒業後は国立大学の大学院に行きたいと思っていました。大学院で研究したい学問分野を見つけるために、さまざまな授業を受ける中で、自分自身が何をやりたいのかを見つめ直すことができたと思います。

 初めに所属した教育社会学のゼミナールで教育の地域間格差を研究したことや、自分自身の経験をもとに地元の高校生と関東の大学生をつなげるプラットフォームを立ち上げ、運営することを通して「地方創生に取り組みたい」と思い、来年から国家公務員として働くことが決まっています。大学院については、現在所属している竹中ゼミナールで学んでいる組織社会学をもっと深められたらという思いはあるので、国家公務員の留学制度を生かし、組織社会学の本場であるヨーロッパに留学したいと考えています。

ゆずさん(鹿児島県出身、情報コミュニケーション学部4年)

おりさん:もともとは商社や銀行、証券会社への就職を希望していましたが、学生スタッフとしてオープンキャンパスの運営に携わることで、人を楽しませることの面白さを知りました。こうした経験を通じて、人の心を動かす広告をはじめとした、マスコミ系に就職したいと思うようになりました。

--皆さん地方出身ですが、入学時どのようにして友達を作りましたか。

もこさん:同じ高校出身の人がいなくて、友達ゼロからのスタートでした。最初は明るく振る舞おうとしましたが、そう簡単にはできなかったので、自然体でいることにしました。明治大学には地方出身者が多く、実際に話していくうちにみんな同じような不安をもっていることがわかりました。無理をせずともいろいろな友達ができると思います。

わだちゃんさん:上京時は期待と不安が半分ずつでしたが、新入生交流会で友達ができ、不安はすぐに解消できました。その経験から、自分も誰かを安心させたいと思い、新入生交流会を企画するプロジェクトに参加しました。

ゆずさん:私は最初、隣に座った人に積極的に声をかけ、LINEを交換して友達になりました。情コミは必修が少なく固定席もありません。そのため、ご飯に誘うなどして交流を広げました。もし話しかけるのが難しいなら、無理に新しい友達を作るよりも、まずは地元の人と仲良くするのも良いと思います。

おりさん:新入生の頃は不安でしたが、実はほかの学生も同じように感じているものなので、まずは話しかけてみることが大切だと思います。サークル活動は興味のあう人と出会うチャンスなので仲良くなりやすいですね。いちばん親しい友人もサークルの仲間です。ひとり暮らしには不安もありますが、それ以上に大学生活は楽しいです。

おりさん(富山県出身、商学部2年)

--受験を控えた高校生にメッセージをお願いします。

もこさん:受験勉強で努力した量や時間は、試験当日の緊張や不安を和らげてくれるので、大変だとは思いますが頑張り続けて欲しいです。明治大学は大学愛にあふれた学生や良い先生がたくさんいますので、楽しい大学生活が待っているという気持ちでぜひ目指してください。

わだちゃんさん:私もそうですが、入学後に明治大学の魅力に気付く人は多いと思います。高校生におすすめできる環境や先生、学生が明治大学には揃っています。ぜひ、自分の納得のいく大学を選んでください。

ゆずさん:今、受験勉強をされていて毎日が苦しい、しんどい、やめたい、逃げたいと感じる方もいるでしょう。そんな皆さんには息抜きに大学生活を送る自分の姿を思い浮かべてみることをおすすめします。地方から上京するハードルは高いですが、奨学金制度や県人会など支えてくれる環境もあります。安心して挑戦してください。

おりさん:大学受験を自分の可能性を広げるものとして捉えて、後悔のない選択をしてほしいです。明治大学には頑張った分成長し、報われる環境がありますし、雰囲気もとても良い大学です。皆さんの入学をお待ちしています。


 大学でのさまざまな出会いを通じて自分の進路を拓く学生たちに頼もしさを感じた。第一志望ではなかったとしても、明治での学びや人とのつながりが、進路や価値観に大きな影響を与えていることが伝わってくるインタビューだった。「『個』を強くする大学。」明治大学で、彼らは自分らしく学び、挑戦し、成長している。多様な学びと温かな人間関係の中で、自分の可能性を広げていく。それが、明治大学の魅力なのだろう。

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《佐久間武》

佐久間武

早稲田大学教育学部卒。金融・公共マーケティングやEdTech、電子書籍のプロデュースなどを経て、2016年より「ReseMom」で教育ライターとして取材、執筆。中学から大学までの学習相談をはじめ社会人向け教育研修等の教育関連企画のコンサルやコーディネーターとしても活動中。

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