龍谷大学は2026年3月16日、先端理工学部を2027年4月から「理工学部」に名称変更すると発表した。同年度に予定している学部再編の一環で、自然科学系4学部の連携による新たな教育・研究体制を構築する。
今回の名称変更は、2027年度の学部再編にともなうもの。「環境科学課程」を「環境サステナビリティ学部(仮称)」へ、「知能情報メディア課程」を「情報学部(仮称)」へと発展的に改組する。これにより、瀬田キャンパス(びわ湖大津キャンパス)は「理工学部」「農学部」「環境サステナビリティ学部(仮称)」「情報学部(仮称)」の4つの自然科学系学部を配置する新体制となる。
先端理工学部は2020年に開設され、確かな専門性と広い視野を養う教育を展開してきた。日本の理工系学部で初の課程制を導入し、各課程の専門性を担保しつつ課程横断の学びを促進する多彩なプログラムを設計。興味・関心に応じて横断的かつ主体的に学べる教育システムを構築している。
名称変更後の理工学部は、これまで先端理工学部が実践してきた実験・実習を重視した教育、分野横断型の学び、そして社会課題に挑む姿勢を継承しながら、4学部との連携を通じて学びの幅と深さを一層拡大していく。学生は、理工学の基礎知識を生かしつつ、実践的プログラムへの参画を通して主体的に学び、成長する機会を得ることができる。
先端理工学部は1989年に開設された前身の理工学部から一貫して、「実験・実習による理工学基礎の理解と応用」を重視した教育を続けてきた。2020年の先端理工学部発足後には、全国の理工系学部で初となる課程制を導入し、分野横断的な学びを重視する教育体制を確立している。
2027年度の学部再編により、瀬田キャンパス(びわ湖大津キャンパス)に自然科学系4学部が統合的に配置されることで、分野を超えた連携教育の基盤がさらに強化される。こうした環境の変化を踏まえ、龍谷大学の自然科学系領域における理工学分野の役割をより明確に示し、社会に対してわかりやすく発信する必要があることから、「理工学部」へ名称変更することとした。
理工学部では、数理・情報科学課程、電子情報通信課程、機械工学課程、応用化学課程、環境生態工学課程の5課程を設置する予定。各課程の専門性を保ちながら、課程間の連携を通じて幅広い学びを提供していく方針だ。
なお、2027年4月には瀬田キャンパス(所在地:滋賀県大津市)を「びわ湖大津キャンパス」に名称変更する予定。

