6年後の進路はここで差がつく、新中1が今やるべき「助走」の始め方

 中学最初のテストで上位に入れた生徒ほど学習意欲を高く保ちやすく、その後の進路にも影響があると言われている。中高一貫校での6年間を実りあるものにするために、今すべきこととは。

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中1学年末テストの成績は大学入試の結果と因果性がある
  • 中1学年末テストの成績は大学入試の結果と因果性がある
  • 6年後の進路はここで差がつく、新中1が今やるべき「助走」の始め方

 新しい学びが始まる春は、期待と同時に不安も尽きないものである。中高一貫校での6年間を実りあるものにするためにも、今こそ学習習慣づくりが重要となる。

 難関大専門予備校「お茶ゼミ√+(ルータス)」は、中学受験を終えた新中学1年生の保護者を対象に「知識から思考へ 新中1から始める未来型入試対策」と題したセミナーを開催した。セミナーでは、学校ごとのカリキュラムの違いや定期テストへの向き合い方、そして今すぐ始めるべき学習習慣まで、保護者が知っておくべき情報を詳しく解説した。

入学前から始まる中高6年間のスタートダッシュ

 セミナーには、英語科の池谷理一郎氏が登壇。第1部では、中高一貫校に合格したばかりの今、「知っておくべきこと」について、第2部では「これからどう動くべきか」という未来設計について、それぞれ詳しく解説が行われた。

 冒頭に、学校ごとのカリキュラム進度の違いについて紹介。多くの私立中学は中学2年生の終わりまでに中学内容を修了し、中3から高校の学習へと移行する。一部の上位校では中1のうちに修了するケースもあるという。こうした速い進度のなかで迎える第1回定期テストでは、生徒間に一気に成績差が生まれやすい。また、文化祭や体育祭など大きな行事のあとにテストが控えるなど、スケジュールも成績差が生じる一因となっている。

 学校文化や進路によって学力差が生じる傾向があることは、10年・20年の指導経験を通じても変わらないと池谷氏は語る。その理由として、学校ごとの進度差や定期テストの時期、行事との兼ね合いなど、環境要因によって“中1の早い段階で差がつきやすい構造”があげられた。

 そのうえで池谷氏が強調したのが、「2月・3月を助走期間として活用してほしい」というメッセージだ。中学受験後は達成感から生活リズムが乱れやすいが、この時期に中学受験期の学習習慣(机に向かう習慣)・生活習慣(規則正しい生活)を築き、中学生活へつなぐことが、入学後のスタートダッシュにつながるという。積み重ねが必要な英語の文法・単語、数学の計算力など、4月の授業の土台となる基礎力を整えておくことで、最初の定期テストでも実力を発揮しやすくなる。

 「やる気は結果が出てから生まれるもの」と池谷氏は語る。最初のテストで上位に入れた生徒ほど学習意欲を高く保ちやすく、元開成中学校校長である柳沢氏の「中1学年末テストの成績は大学入試の結果と因果性がある」という言葉も紹介された。これは中1学年末テストに向けて、学校環境に適応しながら、中1最初の定期テストへの備えをすることが、6年後の進路に直結するという。

 第2部は、“未来設計”のポイントについて語られた。大学入試制度の変化を踏まえ、これから6年間をどう積み上げていくかについて語られた。池谷氏は、中1の学習習慣づくりが6年後の進路を左右することを強調。大学入試では年内入試合格(1月・2月にまたぐことなく高3の12月までに合格する呼称)の比率が約6割に拡大している現在、学校成績(評定)の重要性が高まっている。高校で良い評定を取るための安定した土台作りとして、中1・中2で基礎学力と定期テスト対策を安定させることが、国内大学だけでなく海外大学進学にも直結するという。特に中1の最初の定期テストがターニングポイントとなり、ここで上位に入ることで学習意欲が高まり、生活習慣も整いやすくなる。反対に出遅れると挽回は難しい。2~3月の助走期間に生活リズムと基礎学習を整え、4月以降のスタートダッシュにつなげることが必要だと締めくくられた。

 合格はゴールではなくスタートだ。中学受験で身につけた学習習慣・生活習慣を維持・強化できるかどうかが、充実した中高6年間への第一歩となる。入学前のこの時期を、次のステージへの助走期間として有効に活用してほしい。

新中1が今やるべき「助走」とは?(動画全編をみる)

お茶ゼミ√+(ルータス) 2026年度「新中1 中学準備講座 第III期」

開講日

東京本校:3月23日(月)~
渋谷校:3月28日(土)~
吉祥寺校:3月28日(土)~

開講教科

英語・数学(いずれもゼロから学ぶ基礎から難関大医学部を目指す応用までレベル別コースを設けている)

受講者特典

受講者には入学前応援サービス「英単語 600 語マスターチャレンジ」を無料で提供。
中学入学前のモチベーションアップとしてもぜひ活用してほしい。

※「新中1 中学準備講座」のほか、3月21日には東京本校にて「特別1day講義」、3月20日東京本校・3月22日渋谷校にて「英語資格試験セミナー」、その他、保護者向けの入学前セミナーも開催予定。

《編集部》

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