【中学受験2024】中学過去問出庫数上位校ランキングTOP20

 声の教育社より発売中の学校別過去問題集の出庫状況から、注目校、ねらい目校を探る過去問出庫数ランキングトップ20(2023年11月)を紹介。昨年より順位が上がった学校は?

教育・受験 小学生

 中学受験に向けた準備もいよいよ大詰め。冬休みは志望校の過去問に取り組み、出題傾向を探りながらモチベーションを高めていく受験生も多いのではないだろうか。

 人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目校・ねらい目校を探る。

中学過去問出庫数上位校ランキングTOP20


 声の教育社から発売中の中学過去問出庫数(2023年11月現在)トップ20は以下のとおり。

声の教育社 中学過去問出庫数TOP20

※(カッコ内)は昨年度順位

1位 栄東(1)A・I(→1位)
2位 市川   (→2位)
3位 広尾学園(→3位)
4位  渋谷教育学園幕張中学校(↑5位)

5位  東邦大学付属東邦中学校(↑7位)
6位  本郷中学校(↓4位)
7位  早稲田中学校(↑10位)
8位  海城中学校(→8位)
9位  渋谷教育学園渋谷中学校(↑10位)
10位  開成中学校(↓6位)
11位  芝中学校(↑13位)
12位  浅野中学校(→12位)
13位  山脇学園中学校(↑20位)
14位  開智中学校(↑60位)
15位  茨城県立中学・中等(→15位)
16位  慶應義塾中等部(↓14位)
17位  県立相模原・平塚中等(↓11位)
18位  成城中学校(↑21位)
19位  麻布中学校(→19位)
20位  豊島岡女子学園中学校(↓17位)

 YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社 三谷氏と後藤氏によると「かつては難関校の過去問から売れ始め、次々に品切れとなっていった。最近はチャレンジ志向が弱まり、保護者がお子さんの力に見合った学校選びをしている」という。出庫数ランキングトップ20から見えてくる、2023年度中学入試の注目校についての詳しい解説はYouTube動画で視聴できる。

 10代の貴重な6年間を過ごす学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。

 出庫率比較 女子校編はこちら
 出庫率比較 男子校編はこちら
 出庫率比較 共学校編・前編はこちら
 出庫率比較 共学校編・後編はこちら

◆声の教育社 三谷氏 プロフィール
 学生時代から塾講師を始め、教室長・受験対策部長として約20年の指導を経験したのち、2000年に声の教育社へ入社。以来、学校担当として年間のべ100校以上の中高を訪問し続けている。中学受験業界の著名人が講師を務めることで知られる「首都圏模試センター保護者会」をはじめ、「東京私学経営者協議会」「神奈川私立中学広報会議」「安田教育研究所主催セミナー」等、多くの講演活動も行っており、「よみうり進学メディア」「塾ジャーナル」他での執筆も多数。私学や塾のオモテだけでなくウラ情報にも精通しているが、家にテレビが無いためやや世情には疎い。

◆声の教育社 後藤氏 プロフィール
 塾講師を10年経験したのち、声の教育社へ編集者として入社。現在は渉外業務を中心に、講演会や動画授業の講師も務める。編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を10年以上過ごす。保護者として息子の中学受験も経験。三度の飯より過去問が好き。






《編集部》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

page top