株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで2022年5月30日(月)より『ふるふるひめ』(わくわくえどうわシリーズ)を、全国の書店で順次発売いたします。

[画像: https://prtimes.jp/i/32562/61/resize/d32562-61-de13f70b598e674ccb57-0.jpg ]
★あらすじ
明日は、運動会。来週、手術をするおじいちゃんを勇気づけたいソウタは、ぜったいにリレーで優勝するぞ!とやる気に燃えている。しかし、天気予報では、雨。運動会が延期になると、おじいちゃんは見れなくなってしまう。
ソウタは、てるてるぼうずを作り、「明日、天気にして下さい。」と強く願った。その瞬間、ふるふるひめが現れた。
ふるふるひめは、どうやら天気を操れるらしい。晴れにしてほしいソウタは、ふるふるひめを喜ばせようとするが……。
★編集者より
運動会や遠足の前日など、誰もが明日天気になってほしいと、『てるてるぼうず』を作ったことがあると思います。くつを飛ばして、天気占いをしたこともあるのではないでしょうか。このお話は、著者が、自分の子供時代に思いを馳せながら書いた作品です。
病気のおじいちゃんを勇気づけたい!というソウタの思いやり、晴れになってほしいと願う強い気持ちが、ふるふるひめを出現させます。ふるふるひめは現実なのか夢なのか。はるみは、いったい何者なのか。運動会の日は、晴れるのか雨なのか。ちょっと不思議で、おもしろい、心あたたまる作品です。
★著作者紹介
大窪いく子(文)
アポロ11号が月面着陸した年に生まれる。
福島県会津若松市生まれ。横浜市在住。
きむらゆういち氏主宰のゆうゆう絵本講座と、なかえよしを氏のもとで絵本作りを学ぶ。
2019年、月刊絵本こどものくに『とおりまーす』(鈴木出版)で文章デビュー。本作は初の童話作品になる。
山本祐司(絵)
1966年京都府生まれ。神奈川県在住。ザ・チョイス年度賞入賞。
絵本に『すやすやぷー』(童心社)、『おでんのおうさま』『カレーのおうさま』『へんしんへんしんフルーツポンチ』『ラーメンのおうさま』(以上、ほるぷ出版)。
挿絵の作品に『バアちゃんと、とびっきりの三日間』(あかね書房)、『ぼくとお父さん』(文研出版)などがある。
日本児童出版美術家連盟会員。TIS会員。
★商品情報
書名 『ふるふるひめ』
大窪いく子・文
山本祐司・絵
定価 1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN 978-4-580-82510-9
発売日 2022年5月30日(月)より発売
プレスリリース提供:PR TIMES