ジャガイモによる食中毒の9割が学校で発生していることが、国立医薬品食品衛生研究所の調査結果より明らかになった。平成10年以降はほぼ毎年報告されており、適切に栽培・保管がされていなかったことが原因であるという。
神奈川県は10月31日、ノロウイルス食中毒警戒情報を発令した。感染性胃腸炎の患者数が増加傾向にあり、今後のノロウイルス食中毒の流行が懸念される。県では食中毒の発生防止のため業者への指導を強化するとともに、家庭にも手洗いや消毒の徹底を呼びかけている。
国内に広く分布し、市街地などに雑草化している「ヨウシュヤマゴボウ」は、果実と根に有毒成分を含み、食べると最悪の場合、死に至ることもある。果実はブルーベリーにも似ており、子どもが間違って口にするおそれがあるので、実が熟す前に刈り取るのがよい。
キユーピーは、卵由来の抗ウイルス成分「ノロクリアプロテイン」を配合したキッチン用アルコール除菌スプレー「K Blanche(ケイ ブランシュ)」を、通信販売限定で10月12日に発売する。販売価格は1,200円(税込)。
神奈川県は8月3日、食中毒の発生が懸念されるとして「食中毒警報」を発令した。飲食店や集団給食施設、魚介類・食肉販売業といった食品等取扱い業者に対して、監視指導を強化するとともに。消費者である県民に向けて注意を呼びかけた。
厚生労働省、消費者庁らが共催する意見交換会「食品に関するリスクコミュニケーション」が、11月17日に名古屋、12月10日に横浜で開催される。ノロウイルス食中毒の予防に関する講演、質疑応答など。各会場、先着順で100名を無料招待。保育ルームあり。
「水を考えるプロジェクト」は、ペットボトルに入った水の飲用経過と原水の違いによる菌の増殖についての検証実験を行った。原水の違いによって菌の増殖に差があるものの、「口飲み」した場合は、当日中に飲みきることがおすすめだという。
ノロウイルスによる食中毒が毎年冬の時期に多発していることから、消費者庁は12月3日、予防と感染拡大防止のポイントをホームページで公表した。1年間の発生件数のうち、約76%が12月~3月の間に集中しているため、注意を促している。
千葉県立中央博物館・千葉市科学館主催のもと「科学と生活を考えるワークショップ2014 第1回どうして食中毒は起こるのか?」が3月9日に開催される。対象は中学生以上で、参加費は会場である科学館入場料のみとなる。
7月となり、梅雨明けが待ち遠しい今日だが、まだまだ蒸し暑い日々が続いている。こうした状況下では、細菌の増殖が活発化し、食中毒が増える傾向にあるという。
内閣府政府広報室は、「食中毒への注意」「扇風機とエアコンの知っておきたい危険性」「気象情報チェックの重要性」など、暮らしの事故を防ぐための各種情報を政府広報オンラインに掲載している。
東京都は5月1日、大手予備校の河合塾の学生寮で食中毒が発生し、寮生49人が発熱、下痢、腹痛などの症状にあることを発表した。発症者は、18歳から22歳の男性49人。このうち3人が入院したが、症状は快方に向かい、すでに退院しているという。
ノロウイルスを中心とした感染性胃腸炎の患者が増加している。11月12日から18日の届出数としては過去10年間でもっとも多かった2006年に次ぐ水準となっており、厚生労働省では消毒や手洗いの徹底を呼びかけている。
学研教育出版は、野山や海で出会う危険な生きものや有毒植物、キノコなどの見分け方のポイントを写真・イラストで紹介する「新・ポケット版学研の図鑑 危険・有毒生物」を出版した。
高温多湿になるこの時期、食中毒の原因となる菌が増殖しやすくなる。消費者庁では、8月12日に北海道内で腸管出血性大腸菌(O157)による食中毒が発生し2人が死亡したことを受け、食中毒について注意を促している。
厚生労働省は、富山県等で発生し、死者や多くの重傷者が報告されている腸管出血性大腸菌による食中毒事件を受け、ホームページに「腸管出血性大腸菌食中毒の予防」に関する情報を掲載した。