東京都は4月18日、「平成23年度中学生の主張東京都大会の作文募集」について発表した。 東京都では、次代を担う子どもたちに対して、親と大人が責任をもって正義感や倫理観、思いやりの心を育み、人が生きていく上で当然の心得を伝えていく「心の東京革命」を推進している。この取組の一環として、東京都と心の東京革命推進協議会(青少年育成協会)では、9月に開催される「中学生の主張東京都大会」に向けて、中学生が日常生活を通して考えていることや、将来の希望を表現した作文を募集するという。 応募資格は平成23年4月1日現在、都内に在住または在学中の中学生。社会や世界に向けての意見、未来への希望や提案、地域社会での活動・家庭や学校での生活を通して自ら考えたこと・学んだこと・感銘を受けたことなどを1,500字程度(400字詰原稿用紙4枚程度)にまとめ、題名は自由。 課題例としては、「地域清掃等の奉仕活動を通して」「少年少女の問題行動」「インターネットや携帯電話と中学生」など。応募の詳細については、東京都のホームページを参照のこと。締切は7月29日となっている。 優秀な作品10点については、9月11日に開催される「中学生の主張東京都大会」で本人が発表するとともに、表彰を行う。また、最優秀者は、「少年の主張全国大会」の出場候補者として推薦するという。