なおシステム構築は富士通が担当。今回、富士通は、サーバ、ミドルウェアなどのインフラや、ポイント計算や会員情報管理などを行うアプリケーションをクラウド型サービスとして提供した。会員からの問い合わせや会員証の発行などに対応する会員サポートセンター業務にも富士通のBPO(Business Process Outsourcing)サービスが採用されたとのこと。
本システムでは、都営交通の乗車実績データのなかから会員のみのデータを抽出し、システムに取り込み、ポイント計算し、会員ごとにポイントを付与する。ミドルウェア「Interstage Data Effector(インターステージ データ エフェクター)」により、会員データ抽出とポイント計算の超高速処理を行うとともに、SaaS基盤の「ValueFront(バリューフロント)ポイントサービス」により、会員管理、ポイント付与、ポイント利用(「PASMO」へのチャージによるポイント払出し)などの機能を提供する。