H24年度文科省概算要求…グローバル人材育成に1,366億円

 文部科学省は、教育による多様な人材の育成、スポーツ・文化芸術の振興、科学技術の推進に資する施策を、未来への先行投資として「日本再生重点化措置」において要望のポイントをまとめた。

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平成24年度文部科学省概算要求 グローバル人材育成推進
 文部科学省は、教育による多様な人材の育成、スポーツ・文化芸術の振興、科学技術の推進に資する施策を、未来への先行投資として「日本再生重点化措置」において要望のポイントをまとめた。

 要望の中で、初等中等教育の充実に関しては、高校生の海外留学・外国人高校生の招致を促進するとともに、英語力の検証と指導改善を図るための英語力等外国語能力強化地域の形成や、国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育を推進するとした。

 短期派遣は50人→2000人へ増やし、今後5年間で約1万人の短期派遣を目指すとして、10億円の予算要求となった。また、英語力の検証と指導改善を図るための英語力等外国語能力強化地域の形成に5億円の予算が要求された。

 大学生の留学に関しては、短期派遣760人→3000人、長期派遣100人→200人への増加、そして今後5年間で約1万人の短期派遣を目指すとして、26億円の予算要求となった。

 「世界に雄飛する人材の育成」というキーワードのもと、グローバル人材育成に関する予算は合計1,366億円の要求となったが、今後の人材育成のための改革が期待される。
《キンジロー》

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