2012年になって、著作権が消滅した15作家の16作品

 青空文庫は1月1日に、15人の作家の16作品を公開した。死後50年を過ぎて、元日に著作権が切れた作家の作品が、新たに含まれている。

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長与善郎「青銅の基督」などが新たに公開 
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 青空文庫は1月1日に、15人の作家の16作品を公開した。死後50年を過ぎて、元日に著作権が切れた作家の作品が、新たに含まれている。

 新たに公開されたのは、青野季吉「百万人のそして唯一人の文学」/岩本素白「六日月」/宇野浩二「思ひ出すままに 「文藝春秋」と菊池と」/小川未明「赤いろうそくと人魚」「赤い蝋燭と人魚」/片山敏彦「ベートーヴェンの生涯 09 訳者解説」/桂三木助「麺くひ」/喜多村緑郎「癖」/高山毅「福沢諭吉 ペンは剣よりも強し」/知里真志保「えぞおばけ列伝」/津田左右吉「歴史とは何か」/外村繁「打出の小槌」/長与善郎「青銅の基督」/古川緑波「富士屋ホテル」/矢内原忠雄「帝大聖書研究会終講の辞」/柳宗悦「雑器の美」。

 このうち、桂三木助、喜多村緑郎、高山毅、知里真志保、津田左右吉、外村繁、長与善郎、古川緑波、矢内原忠雄は、2012年1月1日をもって著作権が消滅した作家となる。現在の法律では、著作権の存続期間は作者の死後50年となっており、作者が死んだ翌年の1月1日から数え始める。そのため、1月1日を「パブリック・ドメイン・デイ」と呼ぶ人たちもいる。

 青空文庫は、著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML形式で公開しているインターネット電子図書館。文学作品を中心に、1万3千件を超すデータが現在公開中だ。これらのデータは自由にダウンロードし、ブラウザやスマホ用アプリで閲覧することが可能となっている。

 青空文庫では、著作権保護期間の延長に対して反対の立場を取っており、その一環とし、事前にファイルの準備を始め、元日にファイルを公開することを意識しているという。なお2013年1月1日に向けては、吉川英治、中谷宇吉郎、室生犀星、柳田国男らの作品の公開準備が進められているとのこと。

2012年になって、著作権が消滅した作家たち……青空文庫が元日に作品データを公開

《冨岡晶@RBB TODAY》

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