東北の被災高校生5名、フィジーの支援で1年留学

 東日本大震災をうけ、フィジーは被災者支援プログラムとして東北からの高校生を5名国費で受け入れている。フィジーに1月6日到着し、その後9日から現地で語学研修やオリエンテーションをしているという。

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被災高校生がフィジーで語学研修
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 東日本大震災をうけ、フィジーは被災者支援プログラムとして東北からの高校生を5名国費で受け入れている。1月6日にフィジーに到着し、その後9日から現地で語学研修やオリエンテーションを受けているという。

 同プログラムはフィジー諸島共和国政府と、現時で英語学校と高校を運営するフリーバードが被災者支援として留学生の授業料、滞在費、食費、渡航費などを全額負担するもの。同国が日本の震災被災者を国費で受け入れるのは初めてであり、現地到着後フリーバード学園で行われた歓迎式典やケーキカットではあたたかい歓迎をうけたという。

 フィジーでは英語が公用語で、英国式カリキュラムが採用されている。そのため日本の高等教育と互換性があり、多数の応募者の中から選ばれた5名が第1陣として1年間の高校生活を始める。第2陣となる大学生留学生は、2月中旬の渡航予定。

 参加者のショウジ・マナミさんは、現地新聞の取材に対し、「このような機会を与えてくれたフィジー政府とフリーバードには感謝している。被災した人たちに勇気が与えられるよう一生懸命頑張りたい」と語ったという。
《湯浅大資》

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