民間学童保育市場は急成長…2011年の市場規模は1.5倍に

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注目の教育ビジネス9市場に関する調査結果2011
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 矢野経済研究所では、学童保育やエデュテイメント施設など教育ビジネス9市場に関する調査資料「注目の教育ビジネスレポート 2011〜12年版」を刊行。その概要をホームページに公開している。

 同調査は、2011年10月から12月にかけ、理科実験教室市場、パズル教室市場、ロボット教室市場、読書・作文教室市場、速読教室市場、能(脳)力開発・メンタル教育市場、学童保育市場、エデュテイメント施設市場、体験学習・社会見学市場の9つの市場に参入する事業者約40社を対象に、面談や電話・メールによるヒアリング、文献調査を行ったもの。調査対象の9市場は、「将来的な成長が期待しうる」、「教育サービスの範疇に入るのかが判然としないが動きが激しく既存の教育事業者に影響を与える」という観点から同社が独自に選んだもので、いずれも民間事業者による個人向けサービスのみを対象としている。

 調査9市場のうち、もっとも大きな成長を見せているのは学童保育市場(民間)で、2010年度の市場規模18.5億円だが、2011年度は急速に市場が拡大し、1.5倍規模の27.8億円に達する勢いだという。

 学童保育に関しては、公的施設が2万以上あるなかで、民間施設はわずか265施設。にもかかわらず、新規参入した民間の学童保育の施設の入所率はかなり高く、有力事業者では、開業前に定員がほぼ埋まる状況もあるのだという。

 またエデュテイメント施設市場の2010年度の市場規模は208億円でゆるやかな拡大傾向にあると分析。健康や教育の要素が入った遊戯施設は、親にとって「進んで行かせる施設」として位置付けられ、リピート率も増え、延べの入場者数が増加しているという。

 その他、速読教室市場(2010年度市場規模・16.0億円)、パズル教室市場(同・23.6億円)では、拡大またはゆるやかな拡大傾向にあり、読書・作文教室市場(同・17.2億円)は微増傾向。ロボット教室市場(同・14.4億円)は横ばい、理科実験教室市場(同・37.4億円)、能(脳)力開発・メンタル教育市場(同・48.9 億円)、体験学習・社会見学市場(同・7.5億円)では、2008年度より漸減傾向にあるという。
《田崎 恭子》

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