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明治大、駿河台キャンパス大規模整備計画が始動

 明治大学は、創立150周年記念事業の一環として、駿河台キャンパスの総合施設整備計画「SURUGADAI 6.0」を開始した。この計画は、約10年後に中野キャンパスの全機関を駿河台キャンパスに統合することを目指している。駿河台キャンパスの老朽化した施設を順次建て替え、物理空間と仮想空間を融合させた新しいキャンパスを創ることをコンセプトとしている。

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SURUGADAI 6.0
  • SURUGADAI 6.0
  • SURUGADAI 6.0 経緯
  • 今後の展望

 明治大学は、創立150周年記念事業の一環として、駿河台キャンパスの総合施設整備計画「SURUGADAI 6.0」を開始した。この計画は、約10年後に中野キャンパスの全機関を駿河台キャンパスに統合することを目指している。駿河台キャンパスの老朽化した施設を順次建て替え、物理空間と仮想空間を融合させた新しいキャンパスを創ることをコンセプトとしている。

 この計画は、2031年の明治大学創立150周年に向けて、大学のあるべき姿を定めた「MEIJI VISION 150‐前へ‐」における施設整備計画の重点目標として位置付けられている。駿河台キャンパスの猿楽町地区にある老朽化した校舎を中心に、キャンパス全体の施設を建て替え、改修を行う長期的な事業である。

 「SURUGADAI 6.0」のコンセプトは、物理空間と仮想空間を融合させた新しいキャンパスを創ることにある。これにより、学生や教職員のみならず、世界中の人々と障壁なくつながり、知の創造が一段と広がる教育研究の場を提供することを目指している。

 さらに、この計画では、中野キャンパスに配置されている全機関が約10年後に駿河台キャンパスに統合される予定。これは、「SURUGADAI 6.0」を実現するために、中野キャンパスの教育研究力を駿河台キャンパスの諸機関と連携させることが必要であるとの考え方に基づいている。この統合により、教育研究の多分野の融合が促進され、より学際的で先進的な教育研究が展開されることが期待されている。

 統合後の中野キャンパスの利用については、社会における大学へのニーズを考慮し、理事会で検討される予定である。駿河台キャンパスでは、新教育棟や新研究棟の建設、学生課外活動の場となるスチューデントセンターの建設、既存校舎の改修などが計画されている。

 このように、「SURUGADAI 6.0」は、明治大学のキャンパスの設置機関の編成において大きな転換を図る計画であり、駿河台キャンパスの次世代の発展を見据えた整備事業である。詳細については、特設Webページで確認できる。

《佐藤愛》

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