水族館に宿泊、小中学生対象の大阪・海遊館「おとまりスクール」

 大阪市は4月6日、小・中学生とその保護者を対象とした「海遊館おとまりスクール」の参加者募集について発表した。同イベントではでは、寝袋を持参して水槽の前で宿泊し、夜から朝にかけての普段は見ることができない生き物たちの様子を観察する。

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過去の「海遊館おとまりスクール」の様子
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 大阪市は4月6日、小・中学生とその保護者を対象として大阪市の海遊館で開催する「海遊館おとまりスクール」の参加者募集について発表した。

 海遊館は、平成2年にオープンした大阪市港区天保山にある水族館。「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしており、巨大水槽で環太平洋の海を再現し、従来の水族館の印象を劇的に変えた施設となっているという。

 「海遊館おとまりスクール」では、寝袋を持参して水槽の前で宿泊し、夜から朝にかけての普段は見ることができない生き物たちの様子を観察する。平成9年4月の初回以来、これまでに148回実施しており、海遊館でも人気が高いイベントのひとつとなっているという。今回は、5月12日から6月24日までの各土曜日から日曜日にかけての1泊2日で計7回実施する。

 1日目は、閉館後の夜の海遊館を飼育係員と一緒に見学。館内では、ラッコが水面で寝る様子やペンギンの変わった寝姿、回遊魚の夜の様子などを見ることができる。また、昼間は聞くことが難しいカマイルカの鳴き声が聞こえることもあるという。夜の海遊館を楽しんだ後は「太平洋」水槽や、カマイルカが泳ぐ「タスマン海」水槽、カタクチイワシの群れが泳ぐ「チリの岩礁地帯」水槽など、海遊館6階から5階にかけての各水槽の前で、寝袋を使い就寝する。2日目は、朝食の後、開館前の海遊館に戻り、飼育係員が行う開館作業の様子や「太平洋」水槽を真上から見学する予定。

 参加希望者は、往復ハガキで申し込みとなっている。参加費用は小学生3,000円、中学生3,300円、保護者が5,000円となっている。

◆海遊館おとまりスクール
開催日
 1回目:平成24年5月12日(土)~13日(日)
 2回目:平成24年5月19日(土)~20日(日)
 3回目:平成24年5月26日(土)~27日(日)
 4回目:平成24年6月2日(土)~3日(日)
 5回目:平成24年6月9日(土)~10日(日)
 6回目:平成24年6月16日(土)~17日(日)
 7回目:平成24年6月23日(土)~24日(日)
時間:
 1日目 19:30受付開始 20:00スクール開始
 2日目 9:30まで
対象:小・中学生とその保護者(18歳以上)
 ※小・中学生のみ、または小・中学生を含まないグループの応募はできない
持ち物:寝袋
定員:各回40名(計280名)
応募方法:往復ハガキ(1組につき5名まで)
締切:5月実施分 平成24年4月23日(月)
   6月実施分 平成24年5月7日(月)※いずれも当日消印有効
《前田 有香》

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