アルクは4月4日、4つの技能をバランスよく学べる中学生対象の英語学習ドリル「中学英語4技能完全ドリル1(読む・聞く・書く・話す)」を刊行した。 同社よれば、小学生の時に児童英語教室に通っていた子どもが中学に入学すると、英語の授業にとまどいを覚えるケースがままあるという。それまで英語教室でコミュニケーション重視のレッスンを受けていたのが、文法や知識中心の中学の授業にギャップを感じ、得意なはずの英語で力を発揮できなくなってしまうという。 同書は、そのギャップを埋め、児童英語から中学英語への移行をスムーズに行うことで、中学での成績向上への橋渡しをすることを目的とした学習ドリル。児童英語で培われたインプット・アウトプット能力を生かして文法力を身に付けながら、中学校のテストで良い点を取ることに結びつけ、さらにコミュニケーション力のアップも図れるという。 ドリルは、読む・聞く・書く・話すのタスクがバランスよく用意されており、生徒のレベルに合わせて学習内容を調節することができる。 全20章の冒頭には、詳しい文法説明があり、復習用のテストや2種類の期末テストを用いることで学習の定着度を確かめながら進めることが可能。また、CD音声を使ったリスニング、音読、ディクテーションなどのタスクや、母音・子音の発音方法を発音記号で学ぶコーナーや、チャンツに合わせて語彙を学ぶコーナーも用意され、ネイティブスピーカーの発音に触れながら学習を進めていけるという。 なお、同書はアルクオンラインショップのみでの取扱いとなっている。◆中学英語4技能完全ドリル1(読む・聞く・書く・話す)サイズ:A4判、148ページ対象:中学生以上著者:羽鳥葉子、中村千津子、志方浩子CD:2枚(61分、69分)別冊解答付き定価:2,205円