いい子が育つ都道府県ランキング、1位は「秋田県」

 共立総合研究所は4月2日、文部科学省「平成25年度全国学力・学習状況調査」の分析による「いい子どもが育つ」都道府県ランキングを発表した。総合評価は、1位「秋田県」、2位「宮崎県」、3位「山梨県」がランクインした。

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総合ランキング(図)
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  • 分野別ランキング(地域、テレビ・ゲーム・メール等)
  • 分野別ランキング(社会への関心、学校生活)
  • 分野別ランキング(学習意欲・習慣、コミュニケーション能力)
 共立総合研究所は4月2日、文部科学省「平成25年度全国学力・学習状況調査」の分析による「いい子どもが育つ」都道府県ランキングを発表した。総合評価は、1位「秋田県」、2位「宮崎県」、3位「山梨県」がランクインした。

 ランキングは、2013年度に行われた「全国学力・学習状況調査」の小学6年生を対象とした学習状況調査(児童質問紙調査)にある123設問のうち、「子どもの資質や成育環境として望ましい・望ましくないという判断が可能」な46設問を抽出。各設問について、一般常識に照らしてもっとも望ましいと思われる回答の割合を都道府県別に算出し、偏差値化した。また、46設問を「生活習慣」「意志・人格」「家庭」「道徳・規範」「地域」など11分野に分類した分野別のランキングも行っている。

 総合評価は、1位「秋田県」65.8、2位「宮崎県」63.3、3位「山梨県」57.0、4位「埼玉県」56.4、4位「広島県」56.4、6位「栃木県」56.2、7位「福井県」54.8、8位「岡山県」54.0、9位「富山県」53.8、9位「山口県」53.8となった。

 1位の秋田県は、学力調査でもトップ。分野別では、全11分野中6分野でトップ。設問別では、46設問中20問でトップだった。特に、「コミュニケーション能力」や「体験」では全項目でトップとなった。

 分野別に見ると、「生活習慣」は、東北・北関東・甲信越・北陸・中国で高く、「意志・人格」は北関東・中国南部・四国・九州南部で高い傾向がみられた。

◆「いい子どもが育つ」都道府県ランキング(総合評価・トップ10)
1位「秋田県」65.8
2位「宮崎県」63.3
3位「山梨県」57.0
4位「埼玉県」56.4
4位「広島県」56.4
6位「栃木県」56.2
7位「福井県」54.8
8位「岡山県」54.0
9位「富山県」53.8
9位「山口県」53.8
《工藤めぐみ》

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