2024年度大学入試の入試結果を振り返り、公立看護大学の受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。志願者がもっとも多かったのは三重県立看護大学で、入学辞退率がもっとも低かったのは岐阜県立看護大学だった。
河合塾によると、国公立大入試の中心である前期日程の志願者数は前年比100％、後期日程で同100％、中期日程でも同98％といずれも前年並みとなった。学部系統別（前期）では、「医・歯・薬・保健」は前年比100、「看護」も前年比100となった。
リセマムでは、公立の川崎市立看護大学・新潟県立看護大学・長野県看護大学・石川県立看護大学・敦賀市立看護大学・岐阜県立看護大学・三重県立看護大学・神戸市看護大学・大分県立看護科学大学・宮崎県立看護大学・沖縄県立看護大学の11大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2024年度入試結果」を参考にした。
11大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは、三重県立看護大学609人、ついで神戸市看護大学439人、長野県看護大学370人、宮崎県立看護大学353人、川崎市立看護大学331人、新潟県立看護大学297人と続いた。
受験者数がもっとも多かったのは、三重県立看護大学410人、ついで神戸市看護大学327人、川崎市立看護大学259人、長野県看護大学245人、岐阜県立看護大学223人、宮崎県立看護大学221人となった。
実質倍率は、三重県立看護大学3.761倍がもっとも高く、神戸市看護大学3.114倍、岐阜県立看護大学2.788倍、長野県看護大学2.722倍、川崎市立看護大学2.292倍、沖縄県立看護大学2.171倍の順に高かった。
入学辞退率は、岐阜県立看護大学0.0％がもっとも低く、沖縄県立看護大学2.4％、神戸市看護大学4.8％、新潟県立看護大学5.0％、石川県立看護大学8.1％、三重県立看護大学8.3％、宮崎県立看護大学9.9％の順に低かった。なお、入学辞退率は募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。
各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数トップ10
1位 三重県立看護大学
2位 神戸市看護大学
3位 長野県看護大学
4位 宮崎県立看護大学
5位 川崎市立看護大学
6位 新潟県立看護大学
7位 石川県立看護大学
８位 大分県立看護科学大学
９位 沖縄県立看護大学
10位 岐阜県立看護大学
◆受験者数トップ10
1位 三重県立看護大学
2位 神戸市看護大学
3位 川崎市立看護大学
4位 長野県看護大学三
5位 岐阜県立看護大学
6位 宮崎県立看護大学
7位 新潟県立看護大学
8位 沖縄県立看護大学
9位 石川県立看護大学
10位 大分県立看護科学大学
◆実質倍率トップ10
1位 三重県立看護大学
2位 神戸市看護大学
3位 岐阜県立看護大学
4位 長野県看護大学
5位 川崎市立看護大学
6位 沖縄県立看護大学
7位 石川県立看護大学
8位 敦賀市立看護大学
9位 宮崎県立看護大学
10位 大分県立看護科学大学
◆入学辞退率（低い順）トップ10
1位 岐阜県立看護大学
2位 沖縄県立看護大学
3位 神戸市看護大学
4位 新潟県立看護大学
5位 石川県立看護大学
6位 三重県立看護大学
7位 宮崎県立看護大学
8位 大分県立看護科学大学
9位 長野県看護大学
10位 川崎市立看護大学
