首都圏模試センターは4月10日、2012年中学入試の結果偏差値一覧と、応募者数や倍率などをまとめた入試集計データをホームページに公開した。 入試結果データでは、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木の私立・国立中学校と公立中高一貫校について、募集人数、応募者数、受検者数をそれぞれ昨年・一昨年の集計値と合わせて掲載している。それによると、1都5県の私立・国立中学の2012年入試における全体の募集人数は43,956人、応募者数は290,879人、受検者数は203,117人となった。昨年度と比較すると、募集人数は69人増え、応募者数は7,342人の減少、受験者数は4,862人の減少となっている。 また、公立中高一貫校は、募集人数2,320人(昨年比160人増)、応募者数が17,855人(同1,322人増)、受験者数が17,185人(同1,276人増)となっている。 なお、学校ごとの募集人数や応募者数、倍率については、男子校、女子校、共学校、国立・公立一貫校それぞれのPDFデータが公開されている。 結果偏差値については、合格率が80%となる偏差値を基準に、試験が実施された時期ごとに学校名を記載した男女別の一覧表を公開している。 それによると、東京・神奈川の難関校の入試が集中する2月1日では、男子では開成の75、麻布の72、駒場東邦、武蔵、慶應普通部の71などが上位となっている。女子では、桜蔭の74、女子学院の72、雙葉と早稲田実業の71などが上位となっている。 下記に一部の学校の偏差値を掲載する。◆首都圏:男子(PDF)筑波大駒場 76開成 75聖光学院 73渋谷幕張 72麻布 72栄光学園 72慶應普通部 71武蔵 71西大和学園 72筑波大附 72早稲田実業 70慶應湘南藤沢 70◆首都圏:女子(PDF)桜蔭 74慶應中等部 73渋谷幕張 72女子学院 72筑波大附 72早稲田実業 71雙葉 71豊島岡女子 72慶應湘南藤沢 71※複数回入試がある場合は、1回目を掲載。