学究社の子会社である受験・教育系掲示板サイト、インターエデュ・ドットコムが大手出版社小学館と資本・業務提携することで基本合意に至ったと発表。今後は、お互いの協力のもと、収益基盤の拡大と強化、収益力の向上を目指すという。 インターエデュは、同社代表取締役社長が保有する株式の一部を小学館に譲渡。インターエデュの発行済株式総数5,200株の18％を小学館が保有することになる。過去3年間は、売り上げ、純利益ともに右肩上がりのインターエデュに対し、売り上げが3年連続で前年を下回り、損失を計上していた小学館。業務提携による信用増強、営業協力などを通して黒字化を図る。 教育系掲示板サイトとして利用者が多いインターエデュと、教育系の出版を多く手掛ける大手小学館が、教育の面でどのようなシナジーを生むのか注目される。今後は、具体的な業務提携の内容や、最終契約締結について両社の間で協議を進めるという。
