茨城県教育庁は10月1日、県内5か所の教育事務所内に「いじめ解消サポートセンター」を開設した。いじめの早期発見、早期対応、いじめの解消を支援していく拠点となる。 各センターには、教員OBや臨床心理士など3名の相談員を配置し、児童生徒や保護者、地域の方々などから寄せられた相談や情報をもとに、いじめの解消に向けて取り組んでいくという。 現在は、電話もしくは来所した人の情報提供や相談に乗るが、10月下旬からは同センターのホームページに「いじめなくそう!ネット目安箱」を設置し、メールや掲示板の書き込みによっても対応できるようにする。 同県教育長の小野寺 俊 氏は、「対応の基本は早期発見、早期対応。どのような些細なことでも見つけ出して、表に出して、しっかりと早い段階から手を打つ、そのような積み重ねがいじめの解消に繋がっていきます。」と語る。