京都大学と大和郡山市は、古事記編纂1300年を記念し、「古事記と宇宙」に関するイベントを11月23日、24日の両日、大和郡山城ホールで開催する。参加は無料だが、事前の申込が必要。 23日は、古事記や宇宙科学に興味を持つ一般の人を対象とした学術シンポジウム「古事記と宇宙」を開催する。古事記の中には、古代の日本人の宇宙観や世界観が表れている。一方、現代の宇宙科学の進歩は、私たちの宇宙観を日々変えつつある。本シンポジウムでは、古代と現代の宇宙観、そして私たちが遠い未来に残すべきことなどについて、 識者の方々に語ってもらうほか、人工衛星で宇宙から見た古事記の舞台の展示も行う。 24日は、親子連れで楽しめるイベント「音楽と語りで楽しむ古事記と宇宙」を開催する。「古事記」と「宇宙」、ひいては「文化」と「科学」が交わる世界を、音楽と語りを通して気軽に楽しむことができる内容となっている。落語家の林家染二さんによる宇宙科学に題材を取った創作落語「ボイジャーファミリー」の上演、ミュージシャンの喜多郎さんのアルバム「古事記」に最新の宇宙映像を融合させた作品の上映、京都大学の研究者による宇宙と文化に関する講演などが行われる。◆学術シンポジウム「古事記と宇宙」日時：11月23日（金・祝）13：00〜17：30対象：高校生以上◆音楽と語りで楽しむ古事記と宇宙日時：11月24日（土）13：00〜16：40対象：どなたでも（親子連れ可）会場：大和郡山城ホール参加費：無料締切：定員になり次第締切応募方法：参加希望日・住所・名前・電話番号・参加人数（3名まで）を電話、FAX、メール（件名：古事記と宇宙申し込み）にて電話：0743-53-1151（内線246）FAX：0743-53-1049E-mail：kojiki@kcn.ne.jp
