18歳以上対象「火星への移住希望者」募集…2023年4月到着予定

 オランダの非営利団体「Mars One」が、火星への移住希望者の募集を開始した。移住計画が実行されるのは2023年。ただし、地球への帰還の予定はないとのこと。

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火星への移住希望者の募集を開始した非営利団体・Mars One
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 オランダの非営利団体「Mars One」が、火星への移住希望者の募集を開始した。移住計画が実行されるのは2023年。ただし、地球への帰還の予定はないとのこと。

 同団体の発表によれば、このミッションではまず2016年に通信衛星などの装備が火星に送られ、惑星探査ローバーによって入植に最適な場所を探して、2020年を目処に居住ユニットや生命維持ユニットが整備される。そして2022年9月にクルーを乗せた輸送機が地球を発ち、2023年4月に火星に到着する予定だという。ただし、このミッションでは、クルーは地球に戻らず、火星に住み着き生涯を過ごすことを前提としている。

 クルーは、同団体が発表した応募要件を満たした応募者の中から選考される。応募要件では、まず年齢が18歳以上であり、「強い目的意識」や「健全な人間関係を築き、かつ、それを維持しようとする意欲」、さらに「自己反省する能力」や「信頼する能力」などを備えていることが必要とされるほか、「柔軟な適応力、好奇心、創造的で機知に富んでいること」などが規定されている。これらの要件を満たす応募者の中からMars Oneの専門家らによって選抜された複数名が、最終的にクルーとして参加することとなる。選抜は2013年上半期に開始され、選抜者は出発までの約8年間で訓練を行い、必要な能力などを習得するとのことだ。


「火星への移住希望者」の募集開始! ただし、地球への帰還予定はなく“永住”

《花@RBB TODAY》

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