全日本空輸(ANA)は、日米当局からボーイング787の運航停止命令が出ていることから、1月21日、22日に国内線・国際線で合計30便を欠航すると発表した。同社は1月16日に発生したANA692便(山口宇部発、羽田行き)の重大インシデント認定を受けてから787の運航を一時的に停止している。同社では当面、22日まで787型機による運航を見合わせることにしている。21日は国内線14便を欠航する。影響旅客数は約2200人、国際線は成田~サンノゼの1往復・2便を欠航とする。影響旅客数は約200人。22日の国際線は成田~シアトルの1往復・2便を欠航する。国内線は12便が欠航となる。23日の国内線・国際線については21日に公表する。