【GW】4/28は「よい艶の日」…連休に親子で洗車はいかが

4月28日は「よい艶=428」を語呂合わせした自動車用品小売業協会が制定する「洗車の日」。季節も良く、また今年はゴールデンウィーク最初の日曜日とあって、お出かけ前の洗車にいそしむ人も少なくないはず。

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スピーディ吸水クロス(ハンディ・クラウン)
  • スピーディ吸水クロス(ハンディ・クラウン)
  • やわかるバーブラシボディ用(ハンディ・クラウン)
  • B&Yシリーズ(ハンディ・クラウン)
  • B&Yシリーズ(ハンディ・クラウン)
  • B&Yシリーズ(ハンディ・クラウン)
  • 東北工場の職人が手がけるブラシ(ハンディ・クラウン)
  • B&Yシリーズ、クロス類(ハンディ・クラウン)
  • B&Yシリーズ、クロス類(ハンディ・クラウン)
4月28日は「よい艶=428」を語呂合わせした自動車用品小売業協会が制定する「洗車の日」。季節も良く、また今年はゴールデンウィーク最初の日曜日とあって、お出かけ前の洗車にいそしむ人も少なくないはず。

昨今の洗車事情のなかでトピックとなったのは、トヨタ『86』とコラボレーションしたハンディ・クラウンの高機能洗車ブラシ。『B&Yシリーズ』の名称で市販されている。

大手カー用品店、ホームセンター、アマゾンなどで販売されているが、すでに洗車好き&マニアには一定の認知があり販売は好調だという。東北・仙台の工場では予想外の売れ行きに対し増産体制を整える。

従来の洗車とは一線を画したB&Yシリーズ。なぜ86とのコラボに至り、洗車好きの注目を浴びるのか。

◆ブラシ洗車を実現した東北仕込みの技術

B&Yシリーズの大きな特徴は、ブラシでありながら、先割り加工された中空構造の特殊な毛材を用い、ボディを丸ごと洗える点にある。毛先の柔らかさは人間の肌を撫でてみれば化粧ブラシのように柔らかいことが分かる。ただ柔らかいだけでなく、高い洗浄性能を得るためにしっかりとしたコシも備える。また、黄色と黒のカラーデザインも目を惹く。

ボディはウレタン巻きで持ちやすさに配慮するとともに、万一、ボディに当たっても安心なソフト素材を採用。グリップ径、重量バランスにこだわっているため、洗い心地が軽くなるよう考慮されている。毛材が水とシャンプーを含み、一度に洗える面積が大きいため、洗車の要する時間、水やシャンプーの量は従来のスポンジ洗車の約半分に圧縮できるという。

ラインナップはフラッグシップモデルの「やわかるバーブラシボディ用」、ミニバンやSUV、ハイトワゴンなど高いルーフ、大きなボンネット向けの「やわかるバーブラシルーフ用」、アルミホイールのバルブ回りやボルト穴の中まで洗える特殊形状の「ソフトブラシホイール用」、汚れ対策として黒い毛材を使った「ハードブラシタイヤ用」、そして隙間&樹脂パーツ専用の「2WAYブラシすきま用」が揃う。トヨタ86にある下回り用は設定されず、ルーフ用が加わっている。

周辺アイテムとしては黄色と黒の「スピーディ吸水クロス」、「WAX拭き上げクロス」、「視界スッキリクロス」、「泡立ちシャンプー」2リットル、下回りのプレ洗車、部分洗いに対応する原液で使用できるスプレー式の「スポットシャンプー」などが用意されている。

◆これまでの洗車方法と異なるポイントは

洗車の基本は水の流れを利用するため上から下。こだわるのであれば、まずはプレ洗車としてタイヤ&ホイールなどの下回りから洗うのが鉄則。もっとも汚れがひどい下回りを最後に洗うと、せっかく洗ったボディに汚れの飛沫が付着してしまうため。

タイヤ&ホイールなどに水をかけた後、「スポットシャンプー」をスプレー。タイヤは「ハードブラシタイヤ用」で円周に沿ってブラッシング洗い。ホイールは特殊形状の毛先部分を生かし、細かいスポーク部分や、エアバルブ回り、ボルト穴の中といった細部までブラッシング洗いが可能となった。

ボディ洗車はルーフ~ウインドー回り~ボンネット~トランク~サイドの順で洗い、シャンプーの併用は絶対条件。ここで「やわかるバーブラシボディ用」を使用。全長27cmと長さがあるため、一度に洗える面積が大きく時間も労力も短縮できる。

手順はまずボディに水をかけ、ホコリや表面的な汚れをザッと落とした後、バケツに作った「泡立ちシャンプー」で洗うと、洗い心地は滑らかで力がいらない。しかもブラシであるため、スポンジでは洗いにくいドアミラーのステーの裏側、ドアアウターハンドルの内側、ワイパーブレードなどまで洗える。

細部の汚れが気になるときは「スポットシャンプー」と「2WAYブラシすきま用」の黄色いブラシ側を併用する。コンパクトなサイズは細部洗いに適切。ボディ全体のブラシ洗いが終わったら間髪を入れず、洗剤分が残らないようにたっぷりの水でリンスする。

ブラシ洗車の効率性は周知の事実とし、さらにポイントとなるのが洗車後の吸水だとするのがB&Yシリーズ監修、チューニングを担当したモータージャーナリスト青山尚暉氏。「吸水クロスはイエローとブラックの2種類があり、イエローはボディ用、ブラックは洗車しても汚れが残っている可能性がある下回り用と区別されています。黒ければ、少し汚れても気になりません」と話す。

◆洗車後の吸水にもこだわり

「ボディの吸水ですが、できればイエローのほうを2枚使い、両手で拭き取ると効率的でスピーディに仕上がります。水気の拭き取りを急ぐ理由は、屋外洗車では紫外線が水滴に当たるとウォータースポットというリング状のシミを作ってしまうからです。また、クロス類は使う前に何度が洗っておくと吸水性が高まります」とした。

B&Yシリーズのブラシ、とくにメインの「やわかるバーブラシボディ用」でシャンプーを取るとき、丸形のバケツだと大きさによっては水平に入らないことがある。水平に入ればシャンプーが均一に取れ、手も濡れにくい。そこで便利なのが間口が27cm以上ある角形バケツ。ハンディ・クラウンでは今夏の新商品展開に向け、新アイテムの企画、開発に取り組む。

4月28日「よい艶の日」。こだわりの洗車を施した愛車で、いつも以上に気持ちの良いドライブへ、今年も心地の良い季節になった。

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《編集部@レスポンス》

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