ホンダは4月23日、5代目となる新型『ステップワゴン』を24日に発売すると発表した。2009年以来の全面改良であり、エンジンは従来の2.0リットルから1.5リットルターボに変更した。ミニバンでは世界初というバックドアが中折れして横開きになる「わくわくゲート」を採用している。価格は約223万円~280万円で、スタイリッシュな上級シリーズの『ステップワゴン スパーダ』は約272万円~308万円。注目の機構となる「わくわくゲート」は、バックドアが通常の跳ね上げ式だけでなく、横開きで開けられるサブドア付きとした。サブドアは開度が3段階に設定されており、荷物の出し入れや人の乗降も容易にできる。狭い駐車場などで跳ね上げで開くスペースがない場合に便利で、力の弱い女性にも扱いやすい機能とした。走行中は開くことのないよう安全対策も施している。開発責任者である本田技術研究所の袴田仁主任研究員は、かつてない規模という「400人超のお母さんドライバーへのアンケート」や、買い物での「ドアの利用状況などの取材」を重ね、この機構の実用化を決めた。開発テーマとした「もっとラクに、もっとやさしく」を具現化するアピール性十分の機能となった。また、サブドアを付けることでバックドアの重量は従来モデルより約10kg重くなったものの、「主に剛性を高める設計でカバーし、重量増も抑制した」(袴田氏)という。
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