14歳から対象の「自転車運転者講習制度」、文科省が周知呼びかけ

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自転車運転者講習リーフレット
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  • 警察庁「交通事故統計」
 自転車で3年以内に危険行為を2回以上繰り返した者に対し、都道府県公安員会が講習の受講を命ずることができる「自転車運転者講習制度」。14歳以上が対象のため、文部科学省では教育委員会などに向けて、制度周知の事務連絡を行っている。

 平成25年6月に道路交通法の一部改正が行われ、平成27年6月1日から自転車の運転による交通危険を防止するための講習「自転車運転車講習」に関する規定が施行されている。信号無視や通行区分違反、路側帯通行時の歩行者の通行妨害などの危険行為を、3年以内に2回以上繰り返した2回以上繰り返した者(14歳以上)に対し、都道府県公安員会が講習の受講を命ずることができる。受講命令に従わなかった場合、5万円以下の罰金が科せられる。

 警察庁からの協力依頼を受けた文部科学省は6月、各都道府県・指定都市教育委員会や各学校に向けて、講習制度の周知についての事務連絡を実施。自転車通学などにより利用機会が多い中学生、高校生および高等専門学校生に対し、周知とともに交通安全教育を推進するよう求めている。

 警察庁によると、自転車が関係する交通事故は、交通事故全体の約2割を占めているという。また、これらの交通事故に関与した自転車運転者の6割以上に何らかの法令違反が認められ、自転車の交通事故防止のためには利用者のルール遵守の徹底を図る必要があるとしている。同庁の平成27年の交通事故統計を見ると、7月末までの自転車乗車中の事故による死者は327人。15歳以下は9人、16~19歳は14人となっており、16~19歳は前年同時期と比べ4人増加している。
《黄金崎綾乃》

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