【高校野球】夏の甲子園2013「接戦をものに」5日目の結果と6日目の見どころ

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5日目の試合結果(日本高等学校野球連盟)
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 高知・四万十市で8月12日、国内観測史上最も高い41度を記録し、3日連続の40度超えの日本列島。都内と神奈川県の一部では、夕方からの激しい雨と雷の影響による停電も発生し、何が起きるかわからない気象と同様、甲子園でも先の読めない展開が待ち受けていた。

【第1試合】岩国商(山口)0-1前橋育英(群馬)
 前橋育英が右腕・高橋(光)投手の好投で接戦を制し、甲子園初勝利をあげた。5番小川選手が右中間への適時三塁打で1点を先制、これが決勝打となった。エース高橋投手は140km/h台の速球とスライダー、フォークボールで相手を翻弄し、13奪三振で見事完封勝利を果たした。岩国商は塁に出るも後が続かず、7回に得点のチャンスも、相手の好返球でタッチアウトとなり、得点に結び付けることができなかった。

【第2試合】佐世保実(長崎)0-1x樟南(鹿児島)
 樟南が8年ぶりの勝利をあげた。5回に左中間を破る二塁打を放った8番大谷選手を9番島田選手が手堅く送り1死三塁。続くバッターの1番池田が投手前にスリーバントスクイズを成功させ1点先制、勝負強さを見せつけた。佐世保実は9回連打で好機を作り1死満塁の逆転チャンスを得るも後続が併殺打に倒れ、初戦を突破することができなかった。

【第3試合】延岡学園(宮崎)4-2自由ケ丘(福岡)
 延岡学園は接戦を制し逆転勝ち、3年ぶりに勝利を収めた。2回戦初戦となったこの試合、3回に自由ケ丘が1点を先制もシーソーゲームに。7回に2死無走から4番岩重選手の三塁打など粘りの野球で1点を追加した。自由ケ丘は5回以降3度も走者を二塁まで進めるもチームの勝負強さを発揮できず、得点に結び付けられなかった。

 13日第1試合の丸亀(香川)は13年ぶり4回目の出場。県内屈指の進学校で文武両道を体現。エース左腕の宮崎投手は切れの良いストレートで右打者の内角を突く投球で迎え撃つ。対する横浜(神奈川)は2年ぶり15回目の出場。夏は2回優勝、春は3回優勝し、春夏連覇の経験ももつ。神奈川大会では桐光学園を倒し、全国最多190校の頂点校だ。

 第2試合の日大山形(山形)は6年ぶり16回目の出場となる。1年からレギュラーとして活躍する主将・奥村は山形を代表する選手として注目される。対する日大三(西東京)は3年連続16回目の出場。夏は2011年に2回目の全国制覇を果たしている。

 第3試合の花巻東(岩手)は2年ぶり7回目の出場。岩手大会では昨年の決勝で敗れた盛岡大付を破り甲子園への切符を手にした。「逆転の花巻東」の呼び名のとおり、粘りのある野球で今大会も盛り上げてくれることを期待したい。対する彦根東(滋賀)は夏の甲子園初出場。春夏通して初の1勝を目指す。滋賀大会決勝、苦しい試合展開も笑顔が見られた。チームワークという大切なものに守られて甲子園に強豪花巻東の胸を借りる。

 第4試合の明徳義塾(高知)は4年連続15回目の出場となる。2002年に全国制覇を果たした猛者。夏の甲子園では初戦無敗の14連勝中というから驚きだ。宋選手はチームトップの長打力を誇り、打線を引っ張る。エース右腕・岸は140km/hのストレートで勝負する。対する瀬戸内(広島)は13年ぶり2回目の出場。広島大会決勝では延長15回を引き分け、決勝再試合で広島新庄を下し、高校野球史に残る戦いをみせた。エース右腕・山岡投手は172cmと小柄ながら最速141km/hのストレートと鋭い変化のスライダーで、名門明徳義塾に挑む。

 ここからは2回戦のカード。だが、京都府で行われたアメフト部の練習試合中に熱中症とみられる症状で高校生が死亡するという痛ましい事故も起きた。選手、そして観客、またTVの前の私たちも熱中症に気を付け体調管理を徹底し、無事故でこの夏を終えよう。
《田邊良恵》

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