学研教育総合研究所は2026年2月18日、幼児を対象とした生活実態調査の第1弾と、小中高生を対象とした生活・将来意識調査の第2弾を発表した。将来つきたい職業の1位は、幼児が「パティシエ」、小学生が「ネット配信者」、中学生・高校生が「会社員」となった。
今回の調査は、学研教育総合研究所がネットエイジアの協力を得て実施した「幼児・小学生・中学生・高校生白書2025」の追加情報として公表された。第2弾となる小学生・中学生・高校生調査では、悩んでいることや将来の職業などに関する調査結果を、第1弾となる幼児調査では、幼児の起床・就寝時刻や将来の職業、好きな食べ物といった、日常生活に関する調査結果が公開された。なお、2025年12月に公表された小学生・中学生・高校生調査の第1弾では、お年玉や起床・就寝時刻、好きな食べ物などの調査結果を見ることができる。
将来つきたい職業については、幼児は同率1位で「パティシエ」「警察官」各145名、3位「消防士」106名。小学生は1位「ネット配信者」113名、2位「パティシエ」110名、3位「警察官」92名。中学生は1位「会社員」75名、2位「公務員」54名、3位「学校の教員」49名、高校生も1位から3位まで中学生と同じ職業が並んだ。会社員や公務員は、幼児から小学生までの回答では上位にあがっておらず、年齢があがるにつれて、より具体的・安定志向の職業が上位にあがる傾向がみられる。中高生の4・5位には、理系職であるエンジニア・プログラマーがランクインした。
将来、どのような大人になりたいと思っているかとの質問では、小学生の1位は「人にやさしく接している」24.8%、ついで2位「友だちがたくさんいる」24.0%、3位「家族を大切にしている」22.4%となった。中学生では1位「自分らしく自由に生きている」28.5%、2位「人にやさしく接している」26.8%、3位「家族を大切にしている」25.3%、高校生では1位「趣味を楽しんでいる」27.3%、2位「自分らしく自由に生きている」24.8%、3位「お金をたくさん持っている」22.5%となり、年齢があがるにつれ、自分自身の人生をどう過ごすかを重視している印象がうかがえる。
このほか、小学生がインターネットやSNSで見た情報が“本当かどうか”を「確かめる」は56%、「“本当かどうか”気にしない」は25%だったという調査結果や、中学生が望む未来の社会のあり方の1位が「平和な社会」であること、高校生の4人中3人が今悩んでいることがあり、悩みごとの1位が「学習に関すること」であるといった結果が公表された。
学研教育総合研究所は、今回の調査結果を通じて、子供たちの多様な興味や将来に対する意識を理解し、教育現場での指導や支援に生かすことを目指している。各白書の詳細は、学研教育総合研究所のWebサイトで見ることができる。

