茨城県教委、全国学力テスト2教科7科目で全国平均以上の成果を公表

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教科に関する調査結果
  • 教科に関する調査結果
  • 児童・生徒に聞いた算数・数学についての質問
  • 中学生に聞いた家庭での学習習慣。青が茨城、赤が全国平均
  • 茨城県教育委員会のホームページ
 茨城県教育委員会は今年4月に実施された全国学力・学習状況調査の県内の結果を公表。2教科8科目中、7科目で全国平均以上の成果がみられた。中学数学では図形を読み取る問題は9割近くの生徒が正答できたが、関数の理解度は1割程度と課題もみられた。

 文部科学省は、全国の中学3年生と小学6年生の全児童・生徒を対象に「国語A・B」「算数(数学)A・B」の学力テストを4年ぶりに行った(Aは知識問題、Bは活用問題)。同県では小学6年生26,749人、中学3年生25,529人を対象に実施された。

 小学6年生の国語Aの正答率は63.7%で全国平均(公立)を1ポイント、同Bでは正答率49.7%で全国平均を0.3ポイント上回った。算数Aの正答率は全国平均と同じ77.2%、同Bは58.9%で全国平均を0.5ポイント上回った。

 中学3年生は、国語A、B、数学Bで全国平均の0.6~2.1ポイント上回った。全教科で全国平均を下回ったのが数学Aで、0.8ポイント低かった。

 調査結果による各教科の分析をみると、小学校国語では学年別漢字配当表に示されている漢字を読むことについては99.1%の児童が理解していた。国語の勉強は好きで文章を読むときに段落やまとまりごとに内容を理解しながら読んでいるという児童が多い傾向がわかった。一方、目的に応じて複数の内容を関係づけながら自分の考えを具体的に書く問題ができた児童は19.2%と低く、授業で目的に応じて資料を読み、自分の考えを話したり書いたりするのが苦手な傾向が見られた。

 中学校の数学では、図形の拡大図を書く問題や見取図、投影図から空間図形を読み取る問題は9割近くの生徒が正答した。しかし、関数の意味を理解する問題は正答率13.7%だった。数学の授業で問題の解き方や考え方がわかるようにノートに書いている生徒は81.9%いるが、数学の勉強が好きだと答えた生徒は55.2%だった。

 学習状況のアンケートでは、中学生に「家で学校の授業の復習しているか」の質問には全国平均より10.4ポイント高い59%が「している」と答えた。また、「将来の夢や目標をもっているか」には、全国平均より1.6ポイント高い75.1%が「持っている」と答えている。

 中学校へのアンケートで「前年度の学力テストや独自の調査などの結果を利用し、具体的な教育指導の改善を行ったか」の質問には、全国平均の8.7ポイントを上回る97.4%の学校が「改善を行った」と答えた。

 調査結果は県教育委員会のホームページで見ることができる。
《田中志実》

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