高速道路3社は11月29日、来年度以降の新たな高速道路料金割引案を国土交通省に提出した。ETC搭載車両を対象とした高速道路料金の割引は、2008年度から実施されてきたが、財源不足などを理由に、2016年4月からの見直しが決まっている。高速道路3社が提出した新料金割引案によると、地方部の平日昼間および、都市部(東京・大阪)の休日昼間の3割引きを廃止。深夜割引および地方部の休日昼間割引きを現行の5割から3割に縮小する。また、地方部の朝夕割引は現在、全日100kmまで5割引となっているが、土日を廃止。平日のみを対象とし、月あたりの利用回数に応じて最大5割引き(後日還元)とする案とした。