一般財団法人WNI気象文化創造センターは2月16日、宇宙への夢をはぐくむ親子イベント「第1回チャレンジングSHIRASE2014」を元南極観測船「SHIRASE」の艦内にて開催する。プラネタリウムや衛星による宇宙開発の特別講演などが予定されている。 同財団は、アジア・太平洋地域における気象の実用・実践を振興し、気象文化の向上に寄与することを目的に設立され、オクラホマ大学名誉教授の佐々木嘉和氏やプロスキーヤーの三浦雄一郎氏らを中心に事業を展開している。 「第1回チャレンジングSHIRASE2014」では、南極の氷や隕石に触ったり、津波がおこる仕組みを体験するといった「気象・地象・水象・宙象・海象」の五象を体験するコーナーをはじめ、五感を使った天気予報体験ができる「ソラヨミ道場」。また、プラネタリウムクリエーターによって開発された従来の100倍以上の恒星を映し出す「艦内プラネタリウムMEGASTAR」など、会場となる元南極観測船「SHIRASE」の艦内にてさまざまなイベントが行われる。 そのほか、日本の超小型衛星開発の第一人者で、東京大学 中須賀真一教授による特別講演「宇宙への夢を持つ子どもたちへ。キミも宇宙とつながれる」や、超小型衛星「WNISAT-1」のプロジェクトを牽引した山本雅也さんの「宙象」をテーマとした講演会が予定されている。◆第1回チャレンジングSHIRASE2014日時:2月16日(日)10:00~16:00会場:元南極観測船「SHIRASE」船橋港京葉食品コンビナート南岸壁料金:大人500円、中学生以下 無料※サンダル・ハイヒール・スカートは乗船不可※追記(2月13日12時):第1回チャレンジングSHIRASE2014は、当日の強風が予測されていることから安全を最優先し、3月9日(日)に延期されることが発表された。